物価上の23春闘、連合は実質賃金低下に歯止め、組織拡大も重視2022/06/03 16:44



連合の中央委員会が6月1日に開かれ、22春闘ではベア獲得組合が46%と14年以降では最も高く、中小ベアも1757円(0・71%)と15年以降で最高と評価。「実質賃金の長期低下を反転させ」、「国際的に見劣りする日本の賃金水準の解決へ継続的な賃上げの実現」を提起した。5部門共闘で相乗効果を高める方針だ。芳野会長は704万人からさらに組織の拡大強化を訴えた。討論では、JAMが物価上昇局面となる23春闘で労働組合の役割と存在を生かした取り組み強化を要望した。参院選決起集会も行われ、産別組織内候補9人のあいさつにとどまった。