連合メーデー3年ぶり代々木公園、自民与党のみあいさつ2022/05/02 15:48


連合の中央メーデーが4月29日、3年ぶりに東京・代々木公園で開かれ、4780人が参加した。芳野会長は参院選で産別組織内候補9人(立憲、国民)など全員を国政に送りだそうとあいさつ。来賓では政府から松野内閣官房長官と後藤厚労相が挨拶。賃上げ、政策で連合との連携を呼びかけた。立憲、国民は参加しながら、挨拶はなし。参院選前のメーデーで与党自民のみがアピールし、連合の自民へのすり寄りを印象づけた。岸田首相も出席に意欲を示していたが、外遊で見送り。自民首相のあいさつは14年の安倍首相、内閣官房長官挨拶は10年の民主党政権時代の平野氏以来12年ぶり。連合支援政党の挨拶は18年から無し。連帯あいさつではフリーランスやウクライナ人から「「戦争、あってはならない」などの訴えもあった。

全労連メーデー3年ぶりデモ行進、参院選で野党共闘発展へ2022/05/02 17:30

全労連中央メーデーが5月1日、3年ぶりに東京・代々木公園で開かれ、2900人が参加した。小畑議長は参議院選挙で「憲法を壊す大軍拡路線を許さず、改憲でなく憲法生かした政治の実現の実現を求めて、市民と野党の共闘を大きく発展させよう」と呼びかけた。来賓あいさつした全労共の中岡事務局長も「参院選で立憲野党の勝利」を訴えた。スローガンにも「岸田政権は退陣を」が掲げれた。会場には4月6日に6次回答で9000円(1次6500円)を獲得し、他労組や職場の未組織労働者、管理職などにも一律9000円賃上げを波及させたJMITUの日本ロール支部の組合員も参加し、「職場のみんなからありがとうと言われている」と成果に自信をみせていた。参加者は都内をデモ行進した。

憲法大集会、3年ぶり15000人参加2022/05/05 16:30



憲法施行73年目の5月3日、「改憲発動を許さない!守ろう平和といのちとくらし2022憲法大集会」東京・有明で開かれ、15000人が参加下。コロナ禍のため3年ぶりの大集会。快晴に恵まれ、全労連、平和ホーラム、全労協、平和団体、市民組織の旗が緑の風にはためいた。主催者あいさつしたさた藤本泰成・平和ホーラム共同代表は、ロシアとウクライナの戦争停止や憲法9条を守り、「改憲勢力に政治を任せない」と訴えた。立憲は「参院選で改憲勢力が3分の2を切るよう、野党で共闘しながら戦いたい」と語った。共産、社民もあいさつ。市民連合も連帯あいさつを行った。集会では「(ウクライナ危機に)便乗下日本政府の軍拡策動に反対し、9条を掲げ平和をついくりだす闘いに全力を挙げる」とするアピールが読み上げられた。全国各地でも憲法を守り生かそうとアピールする集会が開かれた。

細井沙織さんを偲ぶ会 争議解決を誓う2022/05/09 10:55



細井沙織さんを偲ぶ会が5月4日、東京・文京シビックホールで行われた。JAL解雇撤回客乗争議団の一人。10年間たたかい続け、JHU加入を前に、昨年12月17日急逝した。コロナ禍や解雇撤回闘争、都労委審問などの関係からGWに開催し、118人が参列。山口JHU委員長の主催者あいさつ、東京、京都の支援者、趣味(二胡の会)、友人などが、細井さんの遺志をつぎ、勝利の報告まで闘いぬくなどの言葉がおくられた。

採用行為にも不当労働行為の画期的命令、都労委2022/05/13 11:21



国立ハンセン病資料館東村山市の学芸員の組合員2人を不採用にしたのは、組合員であることを理由にした不当労働行為であり、採用されたものとする救済命令を5月10日、都労委が示した。採用行為も不当労働行為に当たるとする画期的な勝利命令。2人は国公一般組合員。19年に分会を結成、20年4月に運営業務を受託した笹川保健財団が2人を不採用とした。財団は防犯カメラで組合員を監視する理暴。救済命令は財団に2人の復職とバックペイやポストノウチスを命じている。組合は厚労省に対しても財団への命令履行の指導を要請している。

日本初の次世代オルグプロジェクト設立へ2022/05/17 16:52



いまのままでは、日本の労働運動、社会運動など様々な運動体の消滅は避けられず、運動の担い手であるオルガナイザーづくりは急務として、「次世代オルガナイザー・プロジェクト」の設立総会が5月20日に開催される。呼びかけ人は組合活動家、労働弁護士、学者、ジャーナリストなど24人。日本で初めての取り組みとなる。

見劣りする日本野賃金解決へ 連合22春闘中間まとめ2022/05/23 11:33



連合は5月19日の春闘中間まとめで「国際的に見劣りする日本の賃金水準、実質賃金の長期低落傾向などの解決へ、継続的な賃上げの実現が必要」と提起している。ベア獲得組合は46%で、14年以降で最高となった。また連合と連合総研共同研究「労働組合の未来」の検討も報告された。

日本初「次世代オルグプロジェクト設立総会に120人2022/05/23 12:16



日本で初めての「次世代オルグガナイザー」設立総会が5月20日、東京・連合会館で開かれた。いまのままでは、日本の労働運動、社会運動など様々な運動体の消滅は避けられず、運動の担い手であるオルガナイザーづくりは急務として組織の枠を超えて設立。共同代表は日本労働弁護団の棗一郎弁護士、ジャーナリストの竹信三恵子、労働運動活動家の鈴木剛氏など5氏。呼びかけ人は組合活動家、弁護士、学者、ジャーナリストら24人。総会には、会場に50人、オンラインで全国から70人の合計120人が参加した。規約では労働運動、社会運動を組織する実践論や交流、テキスト、講師派遣などを行うことにしている。総会ではアメリカのスタバ、アマゾンなどで成果を上げているサービスモデル組織化の紹介や参加者同士でオルグの現状、期待などの討議も行われた。団体、個人のサポーターを募っている。

遅れた賃金の国際水準へ闘争バージョンアップ、全労連2022/05/27 15:19



全労連は7月の定期大会方針案で、四半世紀に及ぶ実質賃金の低下へ「賃上げは急務」として、スト強化の春闘と、要求実現へ「たたかう労働組合のバージョンアップ」を提起している。また組織拡大へ向け「組合員が組合員を増やす」実践へ全労連トレーニングセンターを構築摺方針である。

JAM,23春闘へ物価上昇の要求論議を提起2022/05/29 17:58



JAMの中央委員会が5月27日に開かれ、安河内会長は、ベアが2000円を超え、結成以来最高を獲得と評価。日本のみの賃金低下に触れつつ、春闘強化とあわせ、不安定雇用の改善、中小公正取引など日本社会全体を良くしないと、賃金は上がらない強調した。総括では23春闘へ物価上昇局面の賃上げ要求論議を提起した。また産別強化へ「組織変革プロジェクト中間報告」も提起された。