秋深し曼珠沙華2023/10/08 14:48

曼珠沙華 白幡観音に咲く曼珠沙華。秋である。

企業再編と労組の役割りシンポ2023/10/08 15:33

企業再編と労組の役割り、産別間の連携や労働契約承継法、事前協議など重視 ★そごう・西武の株式売却にかかわる事業継続と雇用保障の明確化を求める組合ストが社会問題となる中、「企業再編と労組の役割り」をテーマにしたシンポが開かれた。★中村圭介東大名誉教授が事例を報告し、企業再編は年間約800社。類形としては①企業買収、②対等合併、③ハゲ鷹ファンドの買収など10種類の実例を解説。★組合の対策としては、執行部と組合員とのコミニュケーションの重要性や組合リーダーの役割、産別間の連係の重要性などを指摘した。 ★連合の村上陽子・副事務局長は事業再編と労使協議について連合の対応を報告。「合併」「分割」「事業譲渡」「株式買収について、労働契約承継法との関連や労働協約に基づく労使協議会、事前協議などの重層性を強調した。

ラグビー、実力の差、日本はアルゼンチンに敗れる2023/10/09 14:24

ラグビー、日本、アルゼンチンに敗れる 日本がアルゼンチンに27対39で敗れる。私の予想どおりの結果。日本は大きなミスは無かったが、トライの差5本対3本で敗退。アルゼンチンは一瞬の隙をつく、独走トライ3本は異例であり、実力の違いを見せつけた。SO松田は4試合で通算キック16本のうち15本、94%の確立でインゴールし復調貢献した。★日本は決勝戦に出れないが、2回戦からニュージーランド、南アフリカ、フランスなど実力チームの試合となる。

連合大会終え課題、自民との距離、春闘、組合役員育成2023/10/09 15:32

【労働フォーラム】 連合大会終え、運動課題、自民との距離感、24春闘、組合役員の成り手不足打開  ★連合大会が10月5~6日に開かれ、岸田首相や武見厚労相、立憲、国民民主の2代表のあいさつはすべて、24春闘での賃上げオンパレードとなった。 ★岸田首相は「連合春闘の賃上げは30年ぶりの高水準となり、大手にとどまらず、地域、中堅、中小に広げることが重要だ。最賃も2030年半ばに1500円実現をめざしたい。引き続き皆さん方とコミニケーションを密にとりながら、全力で取り組む」と秋波を送った。芳野会長があいさつで春闘での「政労使の意見交換会」を求めたのに応えたかたちである。 ★芳野会長はあいさつで23春闘結果について、「政労使の意見交換会で賃上げが共通認識となり、30年ぶりの高水準を実現し、過去最大の最賃引き上げるなど大きな成果をあげた。賃上げの流れを24春闘につなげようと」呼びかけた。あいさつは万々歳の春闘評価だが、構成産別の多くは、獲得水準を評価ししつも、実質賃金マイナスを課題としている。あいさつは課題抜きと言えないか。 ★大会討論では、「芳野会長の『出前対話』でジェンダー平等で意見交換を行った。24春闘で人手不足対応などは政労使会議だけでは不十分」(JR連合)、「物価上昇で実質賃金は低下し、格差も拡大した。中小への適正取引への支援が必要だ」(JAM)、「『年収の壁』の是正に取り組んでいる」(UAゼンセン)などが発言した。 ★政治についても「非正規増加、規制緩和など労働者の権利を後退させてきたのが自民党政権だ、働く者のための政治結集をはかるべきだ」(自治労)、「安保3文書など、戦争が身近に迫ってきおり、『平和なくして労働運動なし』である。岸田政権との付き合い方の見直しが必要ではないか。野党共闘は各政党の関係だが、連合はこれまでと異なり、関与しているのではないか」(全国ユニオン)など、自民党との距離を見直すよう求めた。地域ゼネラルユニオン創設についても「地方の電話相談などの組織拡大で競合する懸念があり、反対」と表明した。 ★大会後、新三役の会見があり、芳野会長は賃上げへの対応を問われ、「今年は30年ぶりの高水準だったが、それ以上に物価高が続き、実質賃金があがらない」と述べ、「23春闘以上に24春闘は重要になる」と指摘。さらに質問で「来春闘は連合の真価が問われる。実質賃金マイナス回答には連合方針で提起する労働基本にこだわり、ストも検討するのか」との質問に、「闘い方を専門委員会で議論検討したい」と述べた。★春闘で正規、パートの賃上げ相場形成役のUAゼンセン会長の松浦連合会長代行は製造業、流通などで環境に違いはあるが、2024春闘では23春闘より高い水準が課題となると語った。★93年に連合は春闘の闘争体制強化としてストを呼びかけ、ゼンセン、金属、JAMなど9産別が決起している。(ジャーナリスト・鹿田勝一)

アメリカ。レイバーノーツと全労連交流2023/10/16 13:53

職場活動の強化をめざす全労連はこのほどアメリカのレイバー・ノーツの活動にも関わる元港湾労組組織局長・オルガナイザアーのピーター・オルニーと公開学習会を開催した。オルニー氏は労働協約の組合民主化によるストなど労働運動の歴史的な変化に触れつつ、未組織組織労働者の拡大の重要性を強調した。また職種別最賃がカルフォルニア州のファーストフード労働者で時給20ドル(約3000円)に引き上げられた新たな運動も紹介した。

さいたま、市民の運動と世論の勝利,自公条令案撤回2023/10/17 17:38

  自民が条例案断念、児童虐待禁止で実体は大人虐待 埼労連など反対表明 ★「自民党が条例案の提出を取り下げました」と集会会場に報告されると、参加者から「バンザイ!よかったね」と歓声があがつた。埼玉県虐待禁止条例改正案に反対する県庁前の市民集会が10月10日に開かれ、約230人が参加。 条例案は、児童放置を禁止し、「9歳以下の子どもだけを公園で遊ばせること」「小学生だけの集団登下校禁止」など、現実離れで人権無視の法案である。 集会では、市民たちが「共働き家庭だけでなく、ひとり親家庭では、大多数が条例違反者となる「警察への通報は監視社会になる」と条例案撤廃を要求。全労連・埼労連は条例案反対の声明を出した。参加者の埼玉県職の組合員は「学童保育などの政策優先を」と語った。 メディアも条例案を問題し、市民の署名も拡大。自民・公明の横暴を阻止し世論の勝利となった。

ラグビー、オールブラックス勝つ2023/10/17 17:55

オールブラックスがアイルランドを破る ラグビー2回戦が始まり、ニユージイランド(世界2位)のオールブラックスが28点対アイルランド(世界1)24点で破る。トライ数は両者とも3本。後半最終3分のアウルランドの攻の攻防。オールブラックスのデフェンスは試合をとうして強かった。4点差の接戦。

ヤマト運輸3万人の非正規解雇・契約解除、撤回へ組合結成2023/10/19 13:32

★宅配大手のヤマト運輸がパート2,000~3000人と、個人業務委託の約3万人の大量解雇、委託契約解除に反対して組合を結成して解雇撤回などの新たな非正規闘争が生まれている。★組合は建交労軽貨物ユニオン・ヤマト運輸茨城班(パート18人)で10月16日、ヤマト本種との初回団交を行った。解雇は来年1月31日とされ、会社は団交で「整理解雇ではなく、退職お願いであり、配転先を精査している」とトーンダウン。組合は「『雇用終了』通知書の撤回」を求めた。★解雇理由は「2040問題」などの対応を上げているが、ドライバーの時短と処遇改善に逆行する解雇。★業務移管先の日本郵便とはヤマトの「事業譲渡」に当たり、労働契約の移転先承継に当たらないかどうか。(事業組織の再編における労働者保護に関す津法案要綱。2009年)。★またヤマト運輸は「業務委託は個人業主」として、団交を拒否しているが、日本郵政では労組法・労基法の労働者に当てり、労働者性の同一を踏まえた解決も求められよう。

東京でJAL争議支援の運動体ヘ2023/10/21 14:33

日本航空(JAL)の不当解雇解決へ、「JAL闘争東京連絡会」結成へ向けた準備会が開かれ、支援労組など約50人が参加した。JAL闘争13年、JHU(JAL被解雇者労組)結成2年で東京で組織の枠を超えた結集は初。 練馬地域ユニオン(全労協)や新宿一般(全労連)が緩やかな運動体として労組、団体、個人などで幅広い支援を展開したいと述べた。12月22日にはJAL本社大包囲行動も展開される。

前年以上獲得ヘ連合5%以上の賃上げ案2023/10/22 16:15

連合24春闘要求案、5%以上で「「前年上回る賃上げめざす」 GDP分など生活向上分なし ★連合は24春闘要求案として、ベア3%以上、定昇2%の合計5%以上を確認した。要求に「以上」を付けるのは15春闘以来9年ぶり。それまでは「程度」としての上下の幅を認め、大手金属労組は連合より1%低い要求を設定していた。中小は23春闘より1500円高い15000円を提起した。★方針の特徴は23春闘の「賃金引き上げへのアーニングポイント」から、「経済社会のステージ転換をはかる正念場」と位置づけていることである。 ★会見で芳野会長は「24春闘では反転攻勢。前年を上回る賃上げをめざす」と語り、担当者は「前年を上回る結果をめざす」と語る。★質問では「23春闘では、要求以上の回答や満額回答が出されてい。要求は低すぎないか」「6%なども論議したのか」「物価は3%%台で上昇している。生活向上分や実質経済成長を入れれないのか」などが出された。 ★要求案で賃上げ分の内訳は23年度GDP成長1・3%、CPI物価2・6%などを勘案している。物価ミニマムともいえる水準であり、満額獲得しないと実質賃金マイナスとなる。生活向上分もなく、成長成果の公正配分求めてなく、分配構造の歪み是正からも問題。先進国は1~2%の実質賃金を引き上げており、世界から遅れた賃金になりかねない。