連合33年ぶり5・28賃上げ、ベアで大手、中小格差拡大も2024/03/18 16:00

【労働フォーラム】20240307-42

連合33年ぶり5・28%賃上げ、ベア3・70、中小2・98%で格差拡大か

★連合は「経済社会のステージ転換」を掲げ、先行回答1次集計(3月15日)は、加重平均で1万6469円(5・280%)となり、昨年比4625円増(1・48%増)。5%超えは91年(5・66%)以来33年ぶりである。 ★ベアは1万1507円(3・70%)で、昨年比4600円増(1・37%増ヘ)。規模別では300人以上が1万1586円(3・72%)で、23年物価上昇3・1%超え、実質賃金を確保している。★一方、300人未満の中小は8388円(2・98%)で実質賃金割れとなり、大手との格差拡大も懸念されている。★パートなどは時給71・10円(6・47%)で、一般組合員より高い引き上げ率となっている。 ★記者会見で芳野友子会長は「経済社会のステージ転換にふさわしいスタートが切れた。これからが正念場」と述べた。★質問では満額回答続出や要求以上の回答などに対して「要求が低かったのではではないか」「多くの組合は連合要求以上を獲得している。物価ミニマムでなく、生活向上分などを加えた要求の検討も」などもだされた。 ★闘い方では、10数年ぶりの東京・日比谷野音集会や銀座デモを実施し、スト権確立方針も踏襲。金属、流通など5部門共闘の連携も重視した。

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