UAゼンセン、生活向上含め6%要求、賃上げ政策提起2023/12/08 13:53

UAゼンセン、生活向上分含め連合上回る6%要求、賃上げ支援政策署名も ★UAゼンセンは12月7日に記者会見を行い、24春闘方針案として「物価を上回る継続的な賃上げ」へ向け、ベア4%基準、定昇込み6%基準を発表した。パート賃上げも6%基準となる。★要求の特徴は」、定昇相当に加え、23春闘の「4%をめざす」から、「基準」に高め、統一性を強めると同時に、4%前後として流通部門などではベア5%、定昇込み7%程度も検討されている。★また要求内容は、定昇相当に加え、ベアは「物価分約3%」(実質賃金確保)と「生活向上分約1%」や格差是正などを根拠としている。連合産別内では「生活向上分」を明記しているのが特徴だ。。★連合要求と比べ、連合は3%以上の物価ミニマムで、「生活向上分」がなく、満額獲得しないと実質賃金マイナスとなる厳しい要求だ。ゼンセンは、2年連続して連合より1%高い要求求準となる。 ★賃上げ支援政策では、24春闘もゼンセンとして政府に対して賃上げ環境整備ヘ労務費の価格転嫁の推進や賃上げ促進税、キャリアーアップ助成など制度の拡充などを求めた。各県知事に対しても、価格転嫁指針の周知や医療・介護施設への支援、公契約の増額などを求めている。政府要請ではすべての加盟組合が署名活動に取り組む方針だ。業界団体への要請も決めている。 ★松浦会長は会見で、生活向上分を含む持続的な賃上げ実現を強調し、早めの高い回答にも言及。連合内の産別で実質賃金マイナス打開と昨年以上の回答をめざし、5%以上の要求に収れんされていることについても「共闘体制が組みやすい」と述べた。また産別統一闘争と中小の賃上げ回答促進・支援へ向けた戦術・指令・妥結権にもコメントした。24春闘へ向けては、アメリカでのストと高額妥結などにも関わり、自動車・金属労協、ゼンセンなどでストへの見解や対応を質問する会見もめだっている。

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