前年以上獲得ヘ連合5%以上の賃上げ案2023/10/22 16:15

連合24春闘要求案、5%以上で「「前年上回る賃上げめざす」 GDP分など生活向上分なし ★連合は24春闘要求案として、ベア3%以上、定昇2%の合計5%以上を確認した。要求に「以上」を付けるのは15春闘以来9年ぶり。それまでは「程度」としての上下の幅を認め、大手金属労組は連合より1%低い要求を設定していた。中小は23春闘より1500円高い15000円を提起した。★方針の特徴は23春闘の「賃金引き上げへのアーニングポイント」から、「経済社会のステージ転換をはかる正念場」と位置づけていることである。 ★会見で芳野会長は「24春闘では反転攻勢。前年を上回る賃上げをめざす」と語り、担当者は「前年を上回る結果をめざす」と語る。★質問では「23春闘では、要求以上の回答や満額回答が出されてい。要求は低すぎないか」「6%なども論議したのか」「物価は3%%台で上昇している。生活向上分や実質経済成長を入れれないのか」などが出された。 ★要求案で賃上げ分の内訳は23年度GDP成長1・3%、CPI物価2・6%などを勘案している。物価ミニマムともいえる水準であり、満額獲得しないと実質賃金マイナスとなる。生活向上分もなく、成長成果の公正配分求めてなく、分配構造の歪み是正からも問題。先進国は1~2%の実質賃金を引き上げており、世界から遅れた賃金になりかねない。

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