総がかり行動、運動領域広げ、軍拡反対・生活掲げる2022/12/01 17:50



「軍事費増やして 生活壊すな!改憲繁体!クルト癒着の政治をただせ!」を掲げた集会が11月30日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれた。主催した総がかり行動が生活を掲げるのは新たな動き。これまでの改憲阻止、戦争法反対などの運動から、軍事費拡大はいのち、くらしに関わることとして、運動領域を拡大したのが特徴である。立・共・社・れいわどな4党が挨拶。1500人が参加し、全労協からの参加者は多く、他団体は少なかった。

構造的賃上げとリスキリングに注文、芳野連合会長2022/12/05 15:01


連合の芳野会長は12月1日、浦安で開かれた中央委員会のあいさつで、12春闘について「実質賃金はマイナス、世界で最下位争いをしている賃金低下打開のベクトル転換、ターニングポイントになる」と強調。岸田首相の「構造的な賃上げ」とリスキリングについて「労働移動が政策目的であってはならない」と注文を付けた。会議では「地域ゼネラル連合」創設報告も行われた。
討論では、JAMが「企業物価上昇を価格に転嫁できない企業が多い。取引適正化を政府要請、連合、構成など全体的の取り組みへ」と要望。全国ユニオンは「都労委でウーバーイーツの労組が認めれれた」。JR総連は物価高の23春闘や岸田政権の原発増強、軍拡を批判。就任1年で芳野会長の自民党麻生氏会食、国葬出席などについて「連合はどこへ行くのか」と疑問を呈した。清水事務局長が「連合の中央委員会、記者会見で述べており、ここでは言えない」と答弁した。
JR総連は、1995年、97年の連合事務局長、会長選に立候補して争い、「現場の組合員の不満から求心力を失っている連合の活性化」を訴えことがある。会長名指しの疑問提起は連合32年でも珍しい。

JAM、物分かりの悪い春闘ヘ、賃上げ5%連合方針守る2022/12/08 15:07


JAM、連合方針踏まえ13500円(5%)要求ヘ、「物分かりの悪い春闘を」

JAMの23春闘討論集会が12月4日に開かれ、安河内会長は「物価が上がれば、相応の賃上げ要求は当然の権利。日本の賃金が世界から取り残され、購買力を失うことは避けなければならな」「物分かりの悪い、ねばりの春闘」を強調した。要求は連合方針を踏まえベア9000円(3%)と定昇4500円で13500円。討論集会では「フランスなどはスト、デモを行っている。日本も暴動などを起こさないと勝てないのではないか」「価格取引の適正化、付加価値の循環でトヨタ要請も」などの意見も出された。

金属労協、連合要求下回るベア6000円、2%以上へ2022/12/09 14:49



自動車、電機などの金属労協は12月7日の協議委員会で、23春闘要求として、ベア6000円以上を決めた。率では大手で2%程度とみられ、連合の3%っを割込み、8年連続して連合要求をまもらず、1%低い水準。47年間のJC春闘でも物価以下の要求は初めてではないか。
金子議長(自動車総連会長)は「人への投資」を重視した要求と語った。物価上昇は3%を超えている。会見では記者から、「実質賃金の引き上げ」というJC方針にも反し、満額獲得しても実質賃金マイナスとなり、春闘への社会的期待にも添わないという問題もあるのではないかなどの質問も出された。金子議長は、賃金という狭い課題だけででなく、「総合的に勘案」したもので、懸念を払しょくする獲得結果をめざしたいと語った。

UAゼンセン、連合上回るベア3%以上4%、定昇込6%。賃上げ政策も重視2022/12/13 14:44


UAゼンセンは12月12日の中執会議で連合要求を上回るベア3%以上4%程度、定昇込み6%程度を提起した。要求案は連合よりも1%程度高い。松浦会長は記者会見で物価は3%を超え、格差是正を含めた水準設定と説明。「これまでより少し上がればよいという視点を変えることが重要だ」と強調した。経営側のコスト負担増の懸念もあり、価格転嫁の推進や税制、助成金制度の拡充など政策制度の取り組みも強める方向だ。ゼンセンは23春闘で歴史的な物価上昇の23春闘で連合の要求引き上げの牽引役となっている。春闘ヤマ場の相場形成役の発揮ヘも「ゼンセン労働組合主義」と強力な産別統一闘争の展開が注目される。
 またパートなど賃上げに伴う就業調整の「年収106万円、130万円の壁」の課題にも取り組む方針だ。岸田政権の提唱する労働移動の円滑化を目的にした「リスキリング」による転職・賃上げについては「まず現在の企業の産業構造転換や技術革新などに対応する職業教育・研修などが大事だ。雇用流動化は否定しないが、転職優先による賃上げは問題」と疑問を呈した。

伝統のラグビ戦、明治35対早稲田212022/12/14 16:55

ラグビー対抗戦、明治35対早稲田21

国立競技場の関東大学ラグビー対抗戦で明治35対早稲田21。明治のトライは6本、早稲田4本の差。明治は早い展開とフォワードスクラムで勝った。全国大学選手権までにはまだたたかいは続く。

国会議員に最賃政策を聞く会、全国一律で一致、全労連2022/12/18 17:17


全労連は国会議員に最賃制度の政策を聞く会を衆議院会館で開き、自民、立憲、国民、共産、社民などが、全国一律と中小支援へ内部留保の活用で一致した。20年にも最賃で院内議員集会を開いている。

連合会長、金属労協2%要求に、5%賃上げ期待?2022/12/19 19:33


連合の芳野会長は12月15日の会見で、記者から、自動車、電機など金属労協が連合要求のベア3%・定昇込5%程度を守らず、6000円以上(2%程度)の実質賃金マイナス要求を決めたことをどう思うかと問われ、「組織が決めたことで、意見はださない」と肯定。
さらに「2%を決める金属労協の評議員会あいさつで、5%賃上げ実現の牽引役を期待したい」と述べた真意を問われると、「連合要求は5%であり、要求を決める各組合は最大限5%に近づけてほしいという思いだ」と語った。
実質賃金割れの2%を決める会議で、5%賃上げ実現の期待を表明するとは、ギャップがありすぎといえないか。連合要求基準をまもる調整こそ重要だろう。

ラグビーリーグワン開幕 埼玉22対東京19で勝つ2022/12/27 15:00


ラグビーリーグワン開幕、埼玉22対東京19で勝つ

ラグビーリーグワンが熊谷で開幕し、昨年・初代優勝の埼玉(パナソ)が22対、東京(東芝)19で競り勝った。ペナルチーゴール3点差の接戦

コロナ禍のレジャー白書22、読書トップヘ2022/12/27 15:56


「レジャー白書2022」が発表された。コロナ禍を反映して、読書が初めてトップになり、在宅レジャーが中心となった。国内観光旅行は6位にダウンした、余暇市場は56兆円でブラス1%だが,コロナ禍前の7%。部門では、スポーツは10%増だが、娯楽はマイナスと厳しくなっている。80歳代の余暇活動を初めて調査。65歳以上と大差はないが、約半数がウオ-キング、園芸。庭いじりとなっている。