ブラック企業合法化の規制緩和阻止へ 連合2013/12/04 17:09


 「ブラック企業が社会問題化しているなかで、その手法を合法化するよう
な労働規制緩和は絶対阻止しなけれはならない」と古賀会長は12月3日の中央委員会あいさつで強調した。14春闘では月例賃上げで社会的相場を形成し、政労使会議では社会的対話の継続を政府に求めた。        
第一回共闘会議も開催した。有志共闘にはふれていない。        
秘密保護法についても「暴走にブレーキ」と提唱した。

派遣公益案提示へ 労使対立下で2013/12/04 17:37


 派遣審議会が12月4日に開かれ、次回12月12日に公益案を提示することになった。期間制限、均等待遇などで労使激突しており、公益案の内容が焦点となる。「生涯・永久派遣化」に対して、派遣は臨時的・一時的業務で常用代替防止、均等待遇、派遣先責任など労働側は譲れない内容となる。

秘密法廃案へ国会ヒューマンチェーン6000人2013/12/04 20:06


 秘密法廃案へ国会ヒューマンチェーンが12月4日午後1時に行われ、6
000人以上の参加者の手がつながった。約35分かけて怒りの国会包囲を歩く。「安倍独裁・暗黒政治始まる」「おしゃべりを奪わないで」のプラカ
ード。全労連、全労協、連合組合、マスコミ労組、市民も多数駆けつけた。

参院 秘密法廃案へ終日行動2013/12/06 11:52


 希代の悪法・秘密法の参院可決阻止へむけ12月5日、終日国会行動が展開された。午後4時。特別委員会で自公が強行採決。参院前や国会正面では「採決無効・廃案だ」「アベノクーデター阻止」の声。夕方になると勤め帰りの人々も駆けつけた。市民が目立ち、組合の参加が少ないのが気になる。

連合が秘密法抗議・雇用規制緩和阻止へ国会デモ5000人2013/12/06 12:01


 連合が 4年ぶりに5074人の大規模集会と10数年ぶりに国会デモを12月5日に展開した。派遣自由化など労働保護ルール改悪阻止と、秘密法の参院特別委員会の強行採決抗議行動。古賀会長、神津事務局長の「政府の暴挙反対」に会場からは「そうだ!」。国会デモでは抗議集会の市民から「連合ガンバレ」「労働法制破壊反対」のエルーもおきた。

秘密法廃案へ15000人集会、倒閣宣言国会デモ2013/12/07 13:06


 国民監視・弾圧法となる秘密法が参院で強行可決された12月6日夜、日比谷公園では15000人が参加し、「安倍政権は戦後の最も危険な政権」「秘密法廃案と安倍政権打倒へ立ち上がるとき」とする宣言を発した。民主、共産、社民、生活の各党も廃案を訴え、日弁連会長も「これからも闘いは続く」「憲法を守れ」と国会デモの先頭に立った。デモ隊列からは「アベは辞めろ!」「石破も辞めろ!」のシュプレヒコールが国会周辺にとどろいた

連合、全労連、全労協が派遣改悪反対で同時集会2013/12/13 13:22


 連合の神津事務局長は12月12日、200人が参加した厚労省前の集会で派遣改悪阻止を訴えた。11月28日に次ぎ2回目。派遣審議会では公益案が提示される日。神津氏はマイクを握り、「とんでもない議論となっており、危機感を強めている。派遣は臨時的・一時的業務であり、均等待遇のない内容は納得できない」と闘争強化を訴えた。             
                                   
 全労連、全労協などの雇用ネットも同時刻・同場所で10回目の共同行動を行ったが、参加者は少ない。                      
                                  
 公益案は派遣を一時的・臨時的業務で、代替雇用の防止としつつも、実態的には、有期・無期雇用とも「生涯・永久派遣」となる大改悪案となっいる審議会では労働側は反論を展開した。

生涯・永久派遣へ大改悪の公益案 労働側反論2013/12/13 14:17


 派遣審議会が12月12日に開かれ公益案が提示された。「派遣は臨時的・一時的な働き方で、常用代替防止を原則」としたが、実質的には形骸化する大改悪案だ。                           
 派遣を業務から人に変えたうえで、2種類に区分。無期雇用派遣は期間制限をなくし、「生涯派遣」となる。有期雇用派遣も最長3年(現行1年)に延長し、3年毎に派遣先の労働組合など過半数代表の意見をきけば、派遣の人を変えて永久に派遣を使い続けられる変更される。3年超えた場合は派遣元に別の派遣会社紹介などの雇用安定措置を求めたが実行性は疑問。  
 これでは3年超えれば派遣先に直接雇用の申し込み義務があったが、みなし雇用制度は空洞化することになる。                 
                                  
経営側は「大変評価でき、この案をベースに論議を」と称賛した。一方、労働側は「派遣期間を3年に延長したが、2年11カ月雇い止めをすれば派遣きりとなる。3年超えれば派遣先に雇用申し込み義務を重視すべきだ」「無期雇用派遣でも08年リーマンシッョクの年越し派遣村では9割以上が雇い止めた。期間制限をなくするのは問題だ」「労組なと過半数代表制の意見聴取ではチェックにならない」と反論した。直接雇用申しいれ義務があるのに、なぜ、派遣の期間制限なとしするのか、容認できない」と強く反論した。
                                  
 連合の神津事務局長は「とんでもない議論となっており、危機感を強めている。派遣は臨時的・一時的業務であり、均等待遇のない内容は納得できない」と厚労省前集会で闘争強化を訴えた。

日弁連集会に連合、全労連、全労協参加2000人2013/12/14 13:36


 日弁連は12月13日、初めて東京日比谷公園で労働法制規制緩和と貧困考える市民大集会を開き、2000人が参加した。日弁連の山岸会長、連合の安永副事務局長、全労連の大黒議長、全労協の金澤議長などが派遣法改悪阻止など訴えた。労働3団体のそろう集会は久しぶり。銀座デモも行われた

全労協など14けんり春闘発足 安倍政権打倒へ2013/12/16 18:33


 全労協などは12月14日、14年「けんり春闘」を発足させ、80人が
参加した。昨年より1カ月早いスタート。賃上げ要求は17000円を設定
し、スロガン22項目のうち、「労働者国民の生活を破壊し、原発再稼働、
憲法改悪、戦争準備を急ぐ安倍政権打倒」を掲げた。国労、全港湾ぎどが発言した