春爛漫、東京・千鳥ヶ淵の桜 ― 2022/04/02 13:51
春爛漫、千鳥ヶ淵の桜、コロナ禍3年目、愛でる人も多くはない
女性非正規の処遇改善で組合効果 連合 ― 2022/04/03 14:08
女性の非正規雇用でも労働組合があれば処遇で改善効果は大きいとする調査結果を連合が4月1日に発表した。非正規の女性1000人が対象。組合有りが30・2%、組合無し33%、組合の有無がわからないが36%。初職から非正規が46・1%。年収平均は168万円、ゆとりが無い67%。職場で男女差があるのは「仕事への割り振りや配置」が45%、「昇給・昇格のスピード」38%(正規との賃金表や人事制度の実態は不明)。職場の組合の有無別にみると、「福利厚生施設の利用」では組合有りが85%、組合無しは60%で、組合のある方が25%高く、組合効果が示されている。
JAM123組合が満額獲得、電機、ゼンセンも奮闘 ― 2022/04/06 18:06
JAM回答組合のうち123組合(20%)が満額回答、産別で初めて
電機、ゼンセンの産別統一闘争、企業内最賃・18歳初任給アップ目立つ
22春闘は後半戦。中堅・中小金属の連合・JAMは賃上げ回答639組合のうち、123組合(20%)が満額獲得とする成果を4月4日に公開した。大手ではタダノが11500円(ベア6000円)、ダスキン1万円(定昇込み)、シチズン5316円などが満額獲得。クボタはベア要求4000円に対して回答4107円など、要求より高い回答も42組合ある。
安河内会長は「コロナ後も視野に仕事は多忙であり、人手不足・人材確保などがある。さらに賃金水準の引き上げをめざす個別賃金要求などの反映」と指摘。「満額獲得がこんなに多いのは産別結成以来でこれまでにない成果といえる」と評価している。
連合中小支援共闘集会が4月5日に開かれ、JAMは全体の妥決水準も結成以来最高と報告。ベアも全体1976円に対し、300人未満は2010円と6年連続で大手を上回っていると報告した。
なお産別では基幹労連も5組合がベア3500円(22年、23年度)で満額獲得している。
■電機大手回答反映し、ベア1500~3500円の二ヤマで産別内波及
電機では、大手の満額回答を含め回答が「3000円満額・4組合」、「2000円・2組合」「1500円・6組合」の3パターンに分かれた。争議権発動の産別妥結基準は1500円以上。これまでは産別統一闘争で大手、中小を含め妥結基準が約8割に波及する高い産別内波及力を示していた。今年は大手の回答分散を反映して「1500~2000円」(40%)、「3000~3500円」(34%)の二ヤマで波及している。60年の闘争史を有する電機の産別統一闘争と妥結基準のあり方が問われている。
■UAゼンセンは産別統一闘争で成果、金属や連合水準上回る
ゼンセンが産別統一闘争で春闘成果をあげている。日本では唯一ともいえる産別会長が妥結権を有する強力な産別統一闘争。松浦会長は4月5日の記者会見で、闘争方式の質問に応え、「コロナ禍の特異な昨年と異なり、今年は通常の統一闘争に戻した。妥結では昨年プラスを前提に、さらに一定の高さの水準確保も重視している」と指摘。昨年超えの回答にさらに水準をめざして交渉している組合もあるという。また中小では地域でなんらかの共闘に参加していい影響を与えていると語った。ゼンセンの妥結ベア水準は2195円。金属、連合水準を超え、さらに中小が大手を上回つている。
■企業内最賃、18歳初任給アップ目立つ
22春闘では企業最賃、18歳初任給の引き上げが目立つ。金属労協では28組合平均で2479円と2014年以降で最高。自動車ホンダで5073円、JAM島津3400円、基幹労連の川重3000円、電機(高卒技能職)43組合で3477円など。電機ではベア満額回答以上の引き上げとなり、各労使とも優秀な人材確保の姿勢がうかがえる。
また中小が大手のベア水準を超える産別も多く、連合集計(4月5日)では300人未満のベアは1781円(0・71%)、前年比418円プラス(0・19%)となり、上げ幅、アップ率とも全体を上回るのは2015年以降初めてであり、中小の健闘を示している。(ジャーナリスト・鹿田勝一)
反貧困ネット全国集会開く、コラナ禍3年目、生きさせろる ― 2022/04/12 16:46
反貧困ネットワーク全国集会が東京で4月10日に開かれた。主催あいさつで宇都宮理事長(弁護士)はコロナ禍、ロシアのウクライナ侵略、仮放免の外国人問題などに触れつつ「公助はどこへ行ったのか」と指摘した。瀬戸事務所長が「女性の野宿者が増えている」ことや生活保護問題など「目を覆う状態の困窮者支援」を訴えた。全国ユニオンの鈴木会長は米国での組合結成を含め日本のアマゾンの闘いなどを報告。神奈川や外国人支援、韓国からは社会保障についてZOOM報告も行われた。
連合、ベア獲得組合4割台に回復へ ― 2022/04/18 15:40
連合回答(4月12日)は加重平均で6257円(2・11%)で、昨年を812円増(0・28%増)となり、3年ぶりに2%台に回復させた。ベアは1857円(0・62%)で、昨年プラス214円(0・06%)、組合数は昨年より32%増の1562組合、ベア妥決数も49・5%(昨年32・6%)に増加。近年の最高ベア要求を復活させた14年の40・4%である。非正規労働者は加重平均で時給24・72円引上げ(昨年比2・81円増)である。
JALがILO勧告、働くルール否認の暴論 ― 2022/04/23 16:33
労働フォーラム【2022年4月22】金
「ILO勧告、守らなくてよい」、JALが働く国際ルール否認の暴論
JHUとの165名解雇解決交渉で、「優先的再雇用」勧告を否認
JALの不当解雇の早期解決についてJHU(JAL被解雇者労働組合)と会社との第5回交渉が4月19日に行われた。
★組合は交渉で3月1日に会社に提出している「早期解決に向けて要求(解決金)」や原職復帰の実現を迫った。会社は5か月ぶりの交渉にもかかわらず、不誠実な対応に終始した。
★席上、JALの人事担当役員が、ILOの「優先的再雇用勧告」(166号)は「守らなくてよい」と発言。組合が理由を質すと「罰則がないから」と述べたという。さらに原職復帰させないのは「会社の方針」とも発言したという。
★ILOの「優先的再雇用勧告」は経済的理由などで解雇された者は、再雇用で優先権与えられると明記。1982年、国際労働委員会で賛成375票、反対ゼロ、保留16票の圧倒的多数で採択され、日本の政府、使用者、労働者代表とも共に賛成した勧告である。JALが国際的に働くルールを規定したILO勧告を「守らなくてよい」と勧告否認を行っていることは、ILOの冒涜であり、国内外で問題となろう。「空の安全」と人命、順法の求められるJALのコンプライアンスが問われ、航空行政を監督する国交省・厚労省・政府の責任問題ともなろう。JAL労使だけでなく、労働界、政党、経団連などにとっても看過できない暴論である。
★JALは165名の解雇以降、これまでにパイロット397名、客室乗務員6205名を採用しながら、被解雇者の原職復帰はゼロである。ILOも驚くほどの深刻な事態であり、4度にわたって解決勧告を行っている。さらにJALは来年度、新たにパイロット80名と客室乗務員100名の採用を発表している。JALの解雇は憲法28条、労組法違反に不当労働行為と最高裁で断罪されている争議である。
★JALの国際労働基準の否定や法違反を厳しく批判し、ILO勧告の被解雇者の優先的再雇用の履行と憲法・法を守らせるため165名のJAL争議の全面早期解決が求められている。
★なお、今回の交渉会場は、解雇争議を知られるのを忌避するかのように人通りの無い羽田整備場の日本航空整備ビル。午前10時からの交渉前にJHUやJAL争議の全面早期解決をめざす支援者が旗をもって詰めかけた。午後からは国会前で「JALは解雇争議を解決しろ」などの横断幕を掲げて集会も行われた。JALのアキレス腱は、解雇争議が社会に広く知られるの恐れていることを会社が教えているような交渉事情となっている。(ジャーナリスト・鹿田勝一)【JAL闘争レポート62号】
フリーランス契約課題で成果発表、連合、組織化も ― 2022/04/27 16:18
フリーランス契約課題で成果発表会が4月24日、東京でZOOM併用で行われた。主催は連合で初めての取り組み。フリーランスは1670万人とみられ、連合調査ではIT関係や医療、教育、運送など49職種と多様だ。非雇用契約就労のフリーターの対応では、①プラットホーム型(ウーバーイーツなど)では労働者概念を拡大して労組法など労働契約の適用される法制度創設とし、②映画関係などでは「約款型契約」として報酬などを文書化することも討議された。韓国では政府が各職業で約款を作っているという。シンポではフリーターの集団的なコミュニティや組織化、労働組合づくりなども意見交換された。連合ではWOR―Qを開設している。発表会には約300人がZOOM参加した。
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