自動車、5年連続でベア要求せず、単組自決2023/01/17 13:43


自動車総連、23春闘も統一要求を設定せず、企業連・単組自決へ

トヨタ、日産などの自動車総連は1月12日、熊本で中央委員会を開いた、23春闘では5年連続して産別として統一要求を設定せず、企業連・単相自決としている。方針では「物価上昇から生活を守り、実質賃金の低下から労働の価値を守る」とし、各組合は「自ら取り組むべき賃金水準を要求する」としている。金子会長は「物価高の生活への影響も考慮し、未組織労働者への波及」も提唱した。また国際的に低水準となった日本の賃金引上げも提起した。23春闘でも個別賃金と平均賃金要求を併用している。討論では、三菱、部品労組が賃上げの期待は高まっているが、経営はエネルギー、原材料費の上昇などで厳しいと述べた。