金属労協、連合要求下回るベア6000円、2%以上へ2022/12/09 14:49



自動車、電機などの金属労協は12月7日の協議委員会で、23春闘要求として、ベア6000円以上を決めた。率では大手で2%程度とみられ、連合の3%っを割込み、8年連続して連合要求をまもらず、1%低い水準。47年間のJC春闘でも物価以下の要求は初めてではないか。
金子議長(自動車総連会長)は「人への投資」を重視した要求と語った。物価上昇は3%を超えている。会見では記者から、「実質賃金の引き上げ」というJC方針にも反し、満額獲得しても実質賃金マイナスとなり、春闘への社会的期待にも添わないという問題もあるのではないかなどの質問も出された。金子議長は、賃金という狭い課題だけででなく、「総合的に勘案」したもので、懸念を払しょくする獲得結果をめざしたいと語った。