最賃引き上げを厚労相に要請、神津連合会長2021/06/05 15:58

連合の神津会長は6月1日,田村厚労相に最賃引き上げの要望をオンラインで行なった。要望書は、「諸外国は最賃を引き上げたのに、日本で目安額が示されず、最低792円となり、地域間格差は221円となった。改善しなければ、地方部から都市部への労働力への流失につながる」と指摘。憲法、労基法、最賃法を踏まえ、「人たるに値する生活を営む賃金水準をめざした目安額決定と地賃審議で目安上乗せへの自主性の最大限発揮の運営」を求めた。中小支援では、賃上げ上昇分を取り引き価格への転嫁や業務改善助成金の活用促進などを求めている。政府の平均1000円の目標に関しては「誰でも1000円はあってしかるべきだ」との見解を示した。 」