GW大人大食堂に長蛇の列、コロナ禍の深刻さ2021/05/07 14:55

生活困窮者の支援へ向けた「GW大人食道」が5月3,5日、東京千代田区の聖イグナチオ教会で行われ、長蛇の列ができた。主催は反貧困ネット、つくろい東京ファンドなど6団体と協働6団体。連休で公的支援が閉鎖されるなかで初日は、開始午後3時の30分前から約50人が列をつくって待ち、食料品などの配付が始まつた30分後も約80人が列をなすという深刻だ。 年末年始に行われた「コロナ禍相談村」など東京日比谷、新宿、池袋よりも多くの人が訪れた。かつて08年の年越し派遣村でも長蛇の列ができたが、コロナ禍の今回は若者から高齢者、女性、外国人を含めて雇用破壊と生活困窮、貧困化が深刻化していることを可視化させた。 大人食道では弁当、コメ、リンゴ、大根、野菜、ティッシュペーパ、衣類などを配布。生活相談や労働、医療相談も行われた。参加者は1日目が210 人、2日目が448人の合計658人。