鹿田勝一 労働フォーラム　blog

「立憲主義を取り戻す！戦争させない！9条こわすな！オール埼玉総行動」が6月2日に開かれ、12000人が参加。主催は県内１０５団体などの実行委員会。参院選で野党統一候補の勝利を掲げ、立憲、国民、共産、社民の4野党が連帯挨拶。後援の連合埼玉、埼労連も野党勝利を訴えた、デモ行進した。埼労連(10万人)は70万人の9条改憲阻止署名を集めている。

「安部9条改憲ＮＯ！3000万署名　総がかり大街頭宣伝」が6月2日、東京・新宿駅前で行われ、約1時間半の行動に135人が参加し、249人の署名を集めた。春闘は総がかり行動と全国市民アクション。署名は1850万人以上を集約し、参院選へ向けさらに運動を強める方針だ。

JR総連の大会が6月3日に開かれ、ソフトバンク労組(約600人)がJR総連を卒業(規約上は脱退)し、情報労連に加盟する方向が承認された。JRの通信部門として発足してから３０年。ﾋﾞｯｸﾞデターやグローバル化のもとで情報通信産別への移行となる。 大会では18春闘時の大量脱退者の再加入は前進していなく、一部の地本や役員を「組織破壊」と批判。要求実現へ職場活動と組織拡大の方向を確認した｡来年の2020春闘ではベア重視の統一要求、統一闘争を重視。東日本会社などのＡＩ化とジョブローテーション、｢変革2027｣などに対しては、産別として安全と雇用確保などを軸に政策実現フォーラム（仮称）も設置する方向である。

参院選で老後の年金2000万円赤字が大きな争点となるなか、年金者組合が6月25日、緊急院内集会を開催。低年金で生活保護，求職活動、若者からの預金相談など深刻な実態を告発、マクロスライドの年金削減違憲裁判は49地裁5279人。減らない年金ヘ高所得者の負担増、費軍事費の福祉還元、非正規の正規化、最賃増、少子高齢化の打開政策など全労働者の運動強化と参院選勝利を論議。73人が参加し、関心の高いテーマであり、マシコミも多い。