ILOガイライダー事務局長がアベノミクスに警告 ― 2013/05/18 12:20
ILOのガイライダー事務局長は5月16日、連合の執行委員会であいさ
つし、アベノミクスに警告を発した。骨子は以下のとおり。
アベノミクスは円安、株高で世界的にも注目されているが、3本の矢の一
つの「成長戦略」は煙幕の後ろに雇用不安と仕事の質の劣化という真の危険が潜んでいる。他の国の事例でも改革のもに賃金引き下げ、労働条件の悪化、雇用の安定を損なっている。日本がそうならないよう、そして連合が挑戦していることを承知している。改革には労働者、使用者の社会的対話による合意が必要であり、一方的な政策にたならないにうよしなくてはならない。わたしも日本の厚労相につたえる。
公務員の交渉権など労働基本権が回復されさていないことは残念であり、ILOは回復に努力することを約束する。日本はこの7年間、ILO条約を
批准していない。ディーセントワークの実現への支援をお願いしたい。
なお、ガイライダー事務局長は労働国際組織の事務局長を歴任し、国際組織の統合を実現させた実績をっている。
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