金属労協大会、24年ヘ組織改革、春闘など連合部門へ2021/09/08 16:38

金属労協は9月7日に大会を開き、組織改革中間方針を決定した。春闘、労働政策、産業政策などは順次、連合の金属部門共闘に移行させ、金属労協は国際労働運動と人材育成に絞り込む方向だ。正式決定は24年で、連合には産業別活動センター仮称を想定している。JC 結成57年、春闘リード役45年ぶりの大きな変化。近年はトヨタ、基幹のベアゼロ、電機の単組の妥結の柔軟性などで共闘軸が問われ、連合も金属からUAゼンセンなど5部門共闘にシフトを移行させてきていた。 注目されるのは、賃金上げで大手は水準が高いとして消極的姿勢もみられ、中小の賃上げ獲得傾向もあるが、国際比較や生産性向上の公正分配からも、賃金水準だけでなく,水準の上げ幅の追求と共闘効果を高め、より高い春闘相場へ大手も公正分配は不可欠であり、大手・中堅。中小を問わず総がかりのトン上げを提起したことだ。あいさつした高倉議長は新たな金属労協の改革を強調。討論では、連合への春闘移行への慎重さも出され、JAMは22春闘の重要性と賃金水準の情報開示を訴えた。新役員には高倉議長は退任し、金子自動車総連会長予定が選出され、浅沼事務局長は再任、高倉氏は顧問として国際担当専従地なる。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://shikata-katsuichi.asablo.jp/blog/2021/09/08/9421269/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。