コロナ禍、全労連が医療、タクシーなど新組合結成2020/11/01 17:15

コロナカで全労連が新組合結成で成果を上げている。タクシーの自交総連は福岡、和歌山,東京などで12組合を結成(例年は6組合),愛知は介護関係の地域ケアユニオンを医療連と地域労連の連携で新たに21分会、184人を拡大。神奈川では整骨院破産な中で、全国1700人の休業手当を支払わせ。70人の組織を拡大。沖縄では観光産業で25人の組合員が85人に拡大など、全国で結成組合の成果。雇用不安や賃金確保などの解決へ組合があってよかったとの声が相次いでいる。

コロナ禍、医労連が医療充実と一時金確保で11・5行動2020/11/02 16:02

医療連はコロナかの医療制度充実と待遇改善の年末一時金確保を掲げ、政府の財政支援を求めて11月5日にストを含む統一行動を全国2000病院で行う予定と記者会見で発表した。一時金回答日11・4日。一時金減額などで看護師などが退職すると、病院は開業できなくなる。病院側もコラナ禍で経営は厳しさを増し、財政支援を求めている。同一日のスト含む大規模な全国行動は久しぶり。病院によっては労使共同の集会も予想されている。フランスでは医師、看護師らがスト、街頭デモで要求を実現させている。

憲法違反の学問の自由抑制合議、11.3文化の日2020/11/04 15:59

憲法施行73年目の1103、国会正門前で、安倍政権を継承した菅政権の学術会議任命拒否などの強権政治を打倒し、総選挙で市民と野党の共闘で政権交代などがアピールされた。コロナ禍で例年より参加は少ないが全労連、平和フォーラム、全労協や野党、市民、学識者など3000人が参加。憲法課題だけでなく、反貧困ネットなども挨拶した。

連合21春闘討論集会、ベア要求提示延期の異例2020/11/06 16:15

21春闘構想を論議する連合の討論集会が11月5日、横浜で開かれたが、例年示される賃上げ要求案提示が延期される異例事態。コロナ禍の産業・業種の違いで難航し、JAMと自治労民間中小、全国ユニオンが昨年同水準のベア2%(定昇込み4%)を主張した。連合は昨年と同じベア2%(定昇込み4%)で検討している模様。神津会長はベアの流れを止めず、劣化した賃金構造の転換と雇用対応で政労使対話を強調した。

バイデン勝利演説、ドイツなどエール2020/11/08 17:18

アメリカ大統領選で大接戦のなかで民主党のバイデン候補が11月8日、勝利演説を行った。「分断でなく、結束の国の大統領として、赤い州・青い州にしない」と強調。勝因はコロナ対策の違いのほか、ラストベルト地帯のミシガン、ペンシルバニアなど3州で共和党から民主党が4年ぶりに勝利したのも大きい。早くもドイツ、イギリス、韓国などがバイデンにエール。トランプは裁判などで争うとしているが、引き際を考える時だろう。

JAL本社大包囲行動、不当解雇の早期解決迫る2020/11/11 09:54

「JALは不当解雇解決の決断を」と11月10日、JAL本社大包囲行動が展開され、350人が参加した。主催は国民共闘でコロナ禍を突き、全労連や全労協の国労など官民組合や東京、神奈川、千葉などが組合旗をなびかせて参加し、社民党の福島議員も挨拶。争議団の山口パイロット、内田室乗の両争議団長が「勝つまで闘う」「社長と組合との協議で、ILO勧告を踏まえた早期解雇解決を迫っている」と訴えた。JALは解雇解決を表明しつつも実行を先送りしている。しかし、国会超党派議員の支援表明やILOの解決交渉注視など国内外の外堀世論は新たな支援に動いており、JALと政府は解決を決断すべき時だろう。

JAL争議解決支援の17メートル懸垂幕、神奈川桜木町2020/11/13 13:31

「JALは五輪まえに165名の解雇争議を解決せよ」と訴える縦17メートルの大きな懸垂幕。神奈川のJAL支援連絡会の入居ビル。横浜から桜木町方向へ駅近く右側のビルで、JR車両の車窓からよく見える。神奈川では争議解決支援で地元選出の超党派国会議員への要請や集会・市内デモなどでアピールしている。

初冬、吊るし柿と朝顔2020/11/14 15:00

初冬の風物詩。黄金色に照り映える吊るし柿、けなげなに咲く一輪の朝顔。

ゼンセン、JECのヘルス分野にJAMも加盟2020/11/15 16:31

コロナ禍で製薬、医療機器への国民の関心が高まるなか、産別の枠を超え医薬、化粧関係の組合でつくるヘルスケア産業プラットフォームが11月12日、第3回総会を開催した。結成は19年4月で、参加組織はUAゼンセンの武田薬品やJECの田辺三菱製薬など2産別71組織7万人。今回は既に交流のあった島津製作所などの加盟する金属JAMが産別内にヘルスケア関連の部会を作り、新たに同プラットフォームに加盟するとの来賓あいさつを行った。 総会では、産業政策や労働政策の実現へ先発医薬品、化粧品など7業種別委員会と、営業、研究開・開発など3職種別委員会を新設した。活動ではコロナワクチン開発などへの財政支援や産業構造の変化に対応する「失業なき労働移動」の情報共有など機能強化もめざす。政策実現へ政党,省庁、業界団体、連合などと連携。今後、連合加盟産別の医薬関係単組や未加盟単組の参加も働きかける方針だ。18年に産別統一闘争を嫌って離脱した一部医薬化粧関係の単組にも産別に戻り、政策実現へプラットフォームへの参加も呼びかけた。

連合コロナ禍、賃上げの旗、ベア2%、定昇込み4%提起2020/11/20 16:16

連合は11月19日、難航の末、コロナ禍の.21春闘要求案として、定昇相当分(2%)確保を大前提に、ベア2%程度については「それぞれの産業における最大限の『底上げ』に取り組むこと」として、業績格差に配慮した統一要求となっている。8年連続の同水準要求となる。中小組合は定昇相当分4500円、ベア2%・6000円の総額1万500円以上を目安としている。神津会長は「雇用も賃金も掲げ、この 20 年間で世界から遅れた賃金・雇用の劣化の反転をめざして月齢賃金(ベア)にこだわり、旗を上げ続ける。日本の賃金構造の抜本的な改革や雇用対策で政労使対話」を強調した。JAMは4%、1万500⃣円を検討、会社の赤字経営に直面しているJR連合も景気好転と人材確保へ底上げ。賃金水準のベアを要求する方向だ。