格差温存の同一労働賃金審議2017/06/07 16:09

同一労働同一賃金の審議会が6月6日に開かれ、人材活用の仕組みなどで格差があっても不合理ではないとする報告書案を論議した。経団連などはヨーロパと異なる「日本的な制度」「手当をつけとる同一労働同一賃金でなくなる」などILO条約無視の発言や施行時期の延期など後ろ向き発言。現行格差の温存となりかねない。
使用者の説明セ金や、派遣先の同一賃金、派遣元の労使協定賃金など2種類の選択制も提起した。