連合会長と自民が定期協議へ 運動後退のないように2013/03/29 14:23


 古賀連合会長と自民党の石破幹事長が3月27日、自民党本部で会談し、4回、定期会議で合意した。連合は年2回の会長・首相との政労会見の開催も要請した。かつても自民与党時代にも連合との政労会見はあったが、民主党政権の敗退後は初めて。連合は労働の規制緩和で意見を表明したい意向だが、大衆運動なき会談の実効力は弱い。安倍政権の解雇自由、残業代ゼロなどの「労働無法地帯」に対しては、労働界の共同と世論で暴論を阻止すべきだろう。                             
 野党側となり、「参加・協議」から、「要求・運動・国民まきこむ行動」への転換がゆるがないようにすべきだ。