有期労働契約法で諮問論議 ― 2012/03/01 15:48
有期労働契約法の改定諮問内容について2月29日、労働政策審議会で論議された。労働側委員は、有期から無期雇用に転換する差の「従前と同一の労働条件」について、引き上げへの視点をただした。また無期雇用の事前放棄を雇用条件とする問題を指摘し、厚生労働省側が「許されず無効となる」との見解を示した。使用者委員は「ほぼ建議どおりであり、持ち帰って検討する」にとどまった。
法制化は経営側も認める「有期雇用5年」や6カ月のクーリング期間をお
けば制限なく有期労働契約の継続など、問題とされた建議内容の法制化であり、是正が課題となっている。
厚生労働省前では、全労連、全労協、有期ネント、全国ユニオン、マスコミ関係のミックなとが法制化の問題点と答申反対を掲げて抗議行動を展開した。
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