鷲尾悦也元連合会長を偲ぶ ― 2012/02/28 14:02
鷲尾氏を偲ぶ
鷲尾悦也元連合会長が 2月26日、急逝された。
取材では、新日鉄の書記長、鉄鋼労連委員長、全民労協、連合事務局長、連合会長時代にお世話になった。総評大会では「反主流から半主流になった」と総評解体へ鉄鋼労連の果たした役割で演説。労戦再編後は、連合事務局長時代に、全労連の熊谷事務局長と初めて労働委員会の委員で対話し、98年には労基法改悪反対でゼネラルアクションを展開して、全労連の女性部との花束共闘も実現した。
連合綱領作成の一人であり、能弁家。JC議長も歴任したが、連合時代には低額相場形成打破へ「金属に代わる打順変更論」など春闘見直し論を提唱し、21世紀連合ビジョンで「福祉社会の実現」を提起した。連合時代では97~02年の鷲尾会長・笹森事務局長コンビが社会的な労働運動としてアクアョン時代を築いた。ご逝去をいたむ。
2012年2月28日
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