有期雇用でしり抜け・人間使い捨て建議2011/12/29 10:14


 労働政策審議会で有期労働契約が12月26日、労働大臣に建議された。通算5年で無期雇用になりうるとはいえ、クーリング期間を置けば、再度、有期雇用となり、人間使い捨て。連合委員はステップ・バイ・ステップと評価したが、「雇用の原則は期間の定めのない、直接雇用」とする無期雇用で頑張るべきだろう。                          
 審議会の経過では、使用者側は「有期雇用は不合理、不適切」とする表現に反論し、雇用増加の名で不安定雇用の増加をもとめ、規制緩和を主張しつつづけた。今回の建議については「われわれの主張も入り、理解する」と評価した。                              
 来春の法案審議では、有期雇用の欠陥をただし、入り口規制、出口規制で修正すべきだろう。

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