2021年の初日の出、コロナ禍乗り越え ― 2021/01/01 21:37

2021年の初日の出。午前6時51分から7時。雲もなくすっきりとのぼり、空を染めた。
コロナ第3波を医療体制を充実させ、乗り切りたいものだ。「土蔵から筋違いにさす初日かな」一茶。
コロナ被害相談村支援ネット継続へ、労働3団体など参加 ― 2021/01/03 14:24

「コロナ被害相談村」が1月2日まで東京・新宿大久保公園で開設され3日で337人が訪れた。12月29日が58人、30日124人、1月2日155人と日毎に増加。年齢は20~80歳で男性274人、女性57人、外国人など広範。コロナ禍で職を失い、金なし、住まいなしで、食料支援や生活保護、住居紹介、就労支援などを行った。
ボランティアは延べ350人で、連合、全労連、全労協、労働弁護団、反貧困ネットなど40組織を超える幅広いネットワークを形成。棗弁護士は「コロナ禍は続き、相談村のネットワーク継続し、公助の出番であり、いい社会をつくろう」と提言。呼びかけた全国ユニオンの鈴木会長は「さまざまな潮流の組織の結集を」と継続した行動を提言した。相談村にはナショナルセンタートップも参加して激励・支援。連合の神津会長は「一人で悩まなくていいと、解決へ発信する重要な取り組み」と述べ、全労連の小畑議長は「支援し、問題を可視化し政府に対応を求める重要な取り組み」と発言し、全労協の渡邉議長もあいさつした。労働3団体トップの参加は08年リーマンショック派遣村以来の歴史的な取り組みであり、労組、市民など40組織を超える幅広いネットワークの継続支援が期待されている。
コロナ被害相談村の終了、今後も支援とボランティア、 ― 2021/01/04 15:09

年末年始3日間の「コロナ被災相談村」終了。ボランティアは延べ350人の有志で連合、全労連、全労協、反貧困ネット、労働弁護団など40団体以上が支援。今後も諸潮流を超え広範な支援ネットの継続を誓い合った。
2021連合年頭会見、コロナ禍打開へ21春闘、総選挙で抱負 ― 2021/01/06 12:57

2021年の年頭会見で連合の神津会長は1月5日、コロナ克服へ生活、雇用、医療のベエーシックな制度充実が必要と述べ、総選挙では命、暮らしを重視した政治改革を表明した。21春闘では劣化した雇用・賃金の反転を追求。トヨタ労組がベア要求をしない動向を問われ、「水準を重視し、連合だけでなく、日本全体の賃上げの流れを作っていくことが、重要テーマとなる」との見解を示した。トヨタ労組のベア要求しない方向については、連合の中小産別から春闘への悪影響も指摘されている。
コロナ禍で異例のオンライン新年交換会、連合 ― 2021/01/07 14:08

連合は1月5日、オンライン2021新年交換会を開き、コロナ禍で結成32年でも異例の方式となった。例年は各界から数百人が参加するが、今回の登壇は3人のほか、トーク番組の5人。
神津会長はコラナ禍克服へ全体をカバーするセーフティーネットの構築を強調。春闘では賃上げの流れながれを止めず、31年ぶりの株価高値に回っているお金を格差是正に回すことなど分配構造の転換を提起し、雇用・賃金などについて政労使対話を訴えた。また神津会長も激励支援に訪れた諸潮流ネットの年越しコロナ被害相談村にも触れ、「ボランティア有志の方々に心から敬意を表する」と述べた。
来賓では経団連の大橋副会長が「新成長戦略」で提起した「働く時間・場所を問わない」働き方改革などに触れ、「労使一体でコロナ禍を乗り切ろう」とあいさつ。田村厚労相はライン参加で「雇用政策の重視を」と述べた。
第2部では相原事務局長ら5人がエセンシャルワークなどの対話「ユニオンスクエア」を生配信。プロローグではバイオリン、チェロ、ビオラの弦楽四重奏で「連合歌」なども演奏されたのも初めてである。
コロナ非常事態再宣言の問題、検査・医療体制充実を ― 2021/01/08 14:51
菅首相は1月7日、コロナ非常事態再宣言を発出した。首都圏の1都3県で2月7日まで飲食店の時間短縮や外出自粛、テレワークの推進などである
。しかし既に医療崩壊といわれる医療体制の充実もPCRなど検査拡充もなく、不十分な対策とされている。病院‣医師・看護師不足などで東京では入院3154人に対して、自宅療養5319人。埼玉でも入院826人に対して、自宅療養2226人など約2・7倍以上の感染者が入院・療養先未定で家庭内感染や市中感染が広がっている。コロナ対応病院は赤字、看護師などは賃金切り下げなどの劣化に対して、政府による病院の減収補填と施設‣要員拡充こそ喫緊の課題だろう。
営業自粛への補償や雇用・失業保障の拡充も緊急課題だ。自助でなく、菅政権の公助の出番である。
連合も1月7日、医療体制の確保や事業継続と雇用・生活支援の徹底などを求める談話を発表した。
全労連オンライン新春旗開き、コロナ、21春闘、総選挙決意 ― 2021/01/09 12:59

全労連などは初めてオンラインで新春旗開きを行い、メッセージと運動の動画を配信した。小畑議長はコロナ禍での運動の前進に触れつつ、「新自由主義破綻のもとでの21国民春闘で菅政権や財界に対して要求を突きつけ、総選挙で市民と野党の共闘で新しい政治を切り開こう」と訴えた。黒澤事務局長は、岩手で鉄鋼関係の新組結成に触れつつ、「21春闘で仲間を増やし、要求を前進させ、職場と地域を変え、労働者・国民のための社会を作る転機の春闘にしよう」と呼びかけた。
運動の動画では「コロナなんでも相談会」日比谷や春闘スト、組合結成、安倍・菅政権交代国会共闘行動などが配信された。組合のたたかいでは全教、医労連から決意が表明された。
コロナ禍と日本的労使関係の弱点 ― 2021/01/11 11:01
コロナ禍と経済格差について、日本の労使関係の変化に関して示唆に富む社説がある。アメリカの学者、エズラ・ボーゲルハーバード大学名誉教授は1976年の著書「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で、日本経済の強みとして分析したのが、企業別組合と終身雇用、年功賃金などだった。その後、制度はほころび、長期雇用の破壊と非正規増加や貧困、低成長に転落。今回のコロナ禍で制度の弱点が露呈し、その打開へ「政府による新たな支えあいの仕組み」の構築を提起。最低賃金や社会保障などを充実させ、市場メカニズムの重視から、かつとの福祉国家のような政治転換と支援策の財源に高額所得や企業への課税強化などを提起している。新自由主義の転換と集団的労使関係の強化を示唆した社説として活用できよう。(朝日1月4日社説)。
ラグビー天理が早稲田を大差で破り、初優勝 ― 2021/01/11 16:44

ラグビー戦で天理が早稲田を大差で破り、全国大学選手権で初優勝した。1月11日に国立競技場で開催され、天理55点(8トライ)、早稲田28点(4トライ)。天理は明治、早稲田を破り、36年で3度目の挑戦で初優勝。外人2人の攻めとフォーワード、バックスとも早期の展開で、早稲田は防戦においやられた。
コロナ非常事態宣言で大衆酒場は苦境、雇用・生活保障を ― 2021/01/12 14:38

政府のコロナ非常事態宣言直後から大衆酒場は苦境に陥っている。メディアでも取り上げられ、満席で行列のできる東京・赤羽の店も異例の空席。サッカーで有名な浦和の焼き鳥屋も前代未聞の空席という。働いて人も職場不安や生活保障などを語る。
首都圏青年ユニオン飲食業分会や全国一般東京東部労組は1月9日に電話相談を行い、休業支援金などの活用や勤務時間短縮分も休業手当・支援金の対象になることを伝え、組合加入も呼びかけていた。
最近のコメント