「解雇規制緩和」の対応で連合に甘さ2024/09/28 20:48

労働フォーラム20240927―69

連合「解雇規制緩和」の対応に甘さ

★連合の定例会見で「解雇規制の緩和」違法解雇の合法化」問題の質問につて、芳野会長は「不当解雇の合法化となり容認できない」と発言した。★一方、清水事務局長は、整理解雇の4要件は「達成できており」、法制化はしなかった」発言した★。記者から「達成できているとはどういう実態と何を根拠にしているのか」と問われたことに対して、「判例と労働審判制」と答えた。★しかし、裁判では「解雇の必要など4要件でなく、3要件でいい」など改悪の野動きにある。★労働弁護士は「整理解雇の4要件は不十分であり、5要件も。法制化を」と提起している。9月20日の出来事。連合の「解雇規制の緩和」対応で甘さを示している。(鹿田勝一)、

組合の未来シンポ 3労組が運動報告2024/09/30 17:26

組合の未来」シンポ 連合【聞く・対話・交流】。【労働フォーラム】20240930-81

★「組合の未来」シンポが開かれた。主催は連合で9月13日。★①UAゼンセン・イオンユニオンは育児休業と復職門問題で「ままぱぱ会」を22年4月にスタートさせ、44人から75人に会員を拡大。「同じ悩みや問題の対話と相談の成果」と報告。★②日ハム労組は食肉偽装事件から正規だけでなく、非正規やグループ企業を含めた組織拡大に着手。賃上げは、非正規のみのベアとして、正規ベアゼロ。「連合、産別方針のベアゼロ方針と正規には定昇がある」★③島根は若者の定着率就労と企業振興を県立大学に委嘱、年間150万円、「地域とのつながりを強める新たな取り組み」。h★シンポでは、対話、他の運動を知ることの重要が確認された。 ★シンポでは、、研究会座長の玄田東大教授が講演し、組合をめぐる厳しい情勢の打開へ、コミュニケーションを軸とする「組合の未来創り」を提起した。 ★問題はコミョケーションだけていいのかどうか。労使協調も推奨され、欧米で高揚するストを背景とする賃上げと組織拡大の提起も見られない。問われているのは、社会、経済、政治に影響を与える労働運動だろう。(鹿田勝一)