4年ぶり、連合、全労連など厚労省前同時集会 ― 2013/09/28 16:52
派遣労政審が開かれた9月27日、連合、全労連、全労協、中小ネットなとが厚労省前で派遣改悪反対で同時集会を開いた。連合の厚労省前集会は有期労働法案審議以来4年ぶり。全労連、全労協との同時行動も4年ぶり。両組織で時間調整が事前に行われ、97年11月以来の事実上の共同行動を思わせた。
連合の集会は派遣法改悪阻止と審議会委員激励をかねて250人が参加。南雲事務局長は「間接雇用の常態化は日本だけ。派遣は臨時的・一時的なものに限るべきであり、派遣自由化阻止と均等待遇をめざす」と訴え、日比谷公園までとどくアジテーションとなった。
派遣審議会委員の新谷氏や石黒、宮本氏が決意を表明した。自動車総連や全国ユニトンも参加した。
全労連と全労協、中小ネットの共同集会は連合の後に実施。全労連の井上氏は「正社員ゼロの社会を許さない第一歩として、派遣法改悪を阻止使用と訴えた。連合に比べて参加者は少ない。
労政審では論点案がしめされ、連合の新谷委員は「登録型は原則禁止」「製造業派遣は派遣きりが多量におこり、常用雇用以外と禁止」と主張した。 使用者側は登録型派遣や製造業派遣の必要性を述べ、「解雇は派遣法違反ではない」との暴論を展開した。
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