芳野・神保連合新3役が記者会見、26春闘を聞く ― 2025/10/16 19:02
【労働フォーラム】20251008―116
芳野・神保ら連合新役員が記者会見 「正念場」26春闘で4氏に聞く
★連合の新三役は10月8日の大会後に記者会見を行った。★記者から「正念場となる26春闘で相場形成・波及についての闘い方と中小支援政策の拡充方向」についての質問がだされた。★自民党の高市新総裁が新たに提唱している中小の賃上げに特化した地方交付税への対応も質された。 ★3選続投の芳野友子会長は「重要な中小支援の戦略課題や春闘アクションを早めに展開したい」と回答。★非専従会長代行の永島智子・UAゼンセン会長は「賃上げ促進税などを産別として取り組んでいる」と述べ、★非専従会長代行の石上千博・自治労委員長は「最賃引き上げに伴う自治体独自の賃上げ支援策はひろげてもらいたい。賃上げ特化の地方交付税は国としての実行を」と述べた。★新事務局長に就任した神保政史・電機連合会長は「「大手回答水準の中小波及へ最大化をめざしたい」と語った。★会長代行だった松浦昭彦(UAゼンセン会長付き)と、事務局長の清水秀行・日教組も退任した。 ★大会では政治に関わり「連合のスタンスは政権にすりよっているように見える。平和闘争で大衆行動も弱まっている」(全国ユニオン)、「時短でドイツのような週35時間制も」などの意見も表明された。応手欧州との意見も表明された。 ★役員推薦では会長3選で交代論も出る中での新体制。トランプ関税下の26春闘や組織拡大、政治との関係などで新体制の闘争力と求心力が問われることになる。(鹿田勝一)
芳野・神保連合新3役が記者会見、26春闘を聞く ― 2025/10/16 19:02
【労働フォーラム】20251008―116
芳野・神保ら連合新役員が記者会見 「正念場」26春闘で4氏に聞く
★連合の新三役は10月8日の大会後に記者会見を行った。★記者から「正念場となる26春闘で相場形成・波及についての闘い方と中小支援政策の拡充方向」についての質問がだされた。★自民党の高市新総裁が新たに提唱している中小の賃上げに特化した地方交付税への対応も質された。 ★3選続投の芳野友子会長は「重要な中小支援の戦略課題や春闘アクションを早めに展開したい」と回答。★非専従会長代行の永島智子・UAゼンセン会長は「賃上げ促進税などを産別として取り組んでいる」と述べ、★非専従会長代行の石上千博・自治労委員長は「最賃引き上げに伴う自治体独自の賃上げ支援策はひろげてもらいたい。賃上げ特化の地方交付税は国としての実行を」と述べた。★新事務局長に就任した神保政史・電機連合会長は「「大手回答水準の中小波及へ最大化をめざしたい」と語った。★会長代行だった松浦昭彦(UAゼンセン会長付き)と、事務局長の清水秀行・日教組も退任した。 ★大会では政治に関わり「連合のスタンスは政権にすりよっているように見える。平和闘争で大衆行動も弱まっている」(全国ユニオン)、「時短でドイツのような週35時間制も」などの意見も表明された。応手欧州との意見も表明された。 ★役員推薦では会長3選で交代論も出る中での新体制。トランプ関税下の26春闘や組織拡大、政治との関係などで新体制の闘争力と求心力が問われることになる。(鹿田勝一)
フリーランス実態調査・契約書ひな形案、連合 ― 2025/10/10 16:15
【労働フォーラム】20251001―115
フリーランスの意識・実態調査、WOR-Qニ3000人、イラストレ-タ契約書(ひな形)
★連合はフリーランスの意識・実態調査2025とWOR-QアドバイザーのK策定したイラストレ-タ契約書(ひな形)を10月1日に発表した。★調査は全国の20歳以上のフリーランス1000人。24年11月に施行された★フリーランス法を知っている人は39%。法施行後も「期日までに報酬が支払われない」(35・9%),[一方的な発注取消}(28・4%)などの課題問題を残している。「問題解決にフリーランス同士でつながりたいと思う」は27・9%。年代では20代は38・6%、文化・芸関連は34・6%を占めている。 ★イラストレ-タ契約書(ひな形)はフリーランス法だけでは不十分として、作成委託や対価、契約解除、紛争解決など21条で構成。★韓国の10分野88職種の「標準契約書」に盛られている「段階契約」なども参考にしつつ、★AI生成物、国連の「ビジュネスと人権原理」などを独自に盛り込んでいる。 ★則松桂子連合副事務局長が契約策定に触れ、★春田雄一運動推進局長が「活用では自治体の契約など好事例をつくり、全体に波及させる意向と」提起。★フリーランスは製造業、医療、文化、など11分野60職種で約400万人。★連合は組織化を目指し、産別では全国ユニオンがウーバーイーツやアマゾンなどを組織化し、UAゼンセンも組織化を進めている。★河野広宣組織局長は現在WOR-Qには共済関係を含めてた約3000人が参加しており、「あいまい雇用の労働者性を拡大させ、横断的で集団的労使関係を築きたい」と語った。(鹿田勝一)
フリーランス実態調査・契約書ひな形案、連合 ― 2025/10/10 16:15

【労働フォーラム】20251001―115
フリーランスの意識・実態調査、WOR-Qニ3000人、イラストレ-タ契約書(ひな形)
★連合はフリーランスの意識・実態調査2025とWOR-QアドバイザーのK策定したイラストレ-タ契約書(ひな形)を10月1日に発表した。★調査は全国の20歳以上のフリーランス1000人。24年11月に施行された★フリーランス法を知っている人は39%。法施行後も「期日までに報酬が支払われない」(35・9%),[一方的な発注取消}(28・4%)などの課題問題を残している。「問題解決にフリーランス同士でつながりたいと思う」は27・9%。年代では20代は38・6%、文化・芸関連は34・6%を占めている。 ★イラストレ-タ契約書(ひな形)はフリーランス法だけでは不十分として、作成委託や対価、契約解除、紛争解決など21条で構成。★韓国の10分野88職種の「標準契約書」に盛られている「段階契約」なども参考にしつつ、★AI生成物、国連の「ビジュネスと人権原理」などを独自に盛り込んでいる。 ★則松桂子連合副事務局長が契約策定に触れ、★春田雄一運動推進局長が「活用では自治体の契約など好事例をつくり、全体に波及させる意向と」提起。★フリーランスは製造業、医療、文化、など11分野60職種で約400万人。★連合は組織化を目指し、産別では全国ユニオンがウーバーイーツやアマゾンなどを組織化し、UAゼンセンも組織化を進めている。★河野広宣組織局長は現在WOR-Qには共済関係を含めてた約3000人が参加しており、「あいまい雇用の労働者性を拡大させ、横断的で集団的労使関係を築きたい」と語った。(鹿田勝一)
フリーランス実態調査・契約書ひな形案、連合 ― 2025/10/10 16:15
【労働フォーラム】20251001―115
フリーランスの意識・実態調査、WOR-Qニ3000人、イラストレ-タ契約書(ひな形)
★連合はフリーランスの意識・実態調査2025とWOR-QアドバイザーのK策定したイラストレ-タ契約書(ひな形)を10月1日に発表した。★調査は全国の20歳以上のフリーランス1000人。24年11月に施行された★フリーランス法を知っている人は39%。法施行後も「期日までに報酬が支払われない」(35・9%),[一方的な発注取消}(28・4%)などの課題問題を残している。「問題解決にフリーランス同士でつながりたいと思う」は27・9%。年代では20代は38・6%、文化・芸関連は34・6%を占めている。 ★イラストレ-タ契約書(ひな形)はフリーランス法だけでは不十分として、作成委託や対価、契約解除、紛争解決など21条で構成。★韓国の10分野88職種の「標準契約書」に盛られている「段階契約」なども参考にしつつ、★AI生成物、国連の「ビジュネスと人権原理」などを独自に盛り込んでいる。 ★則松桂子連合副事務局長が契約策定に触れ、★春田雄一運動推進局長が「活用では自治体の契約など好事例をつくり、全体に波及させる意向と」提起。★フリーランスは製造業、医療、文化、など11分野60職種で約400万人。★連合は組織化を目指し、産別では全国ユニオンがウーバーイーツやアマゾンなどを組織化し、UAゼンセンも組織化を進めている。★河野広宣組織局長は現在WOR-Qには共済関係を含めてた約3000人が参加しており、「あいまい雇用の労働者性を拡大させ、横断的で集団的労使関係を築きたい」と語った。(鹿田勝一)
フリーランス実態調査・契約書ひな形案、連合 ― 2025/10/10 16:15
【労働フォーラム】20251001―115
フリーランスの意識・実態調査、WOR-Qニ3000人、イラストレ-タ契約書(ひな形)
★連合はフリーランスの意識・実態調査2025とWOR-QアドバイザーのK策定したイラストレ-タ契約書(ひな形)を10月1日に発表した。★調査は全国の20歳以上のフリーランス1000人。24年11月に施行された★フリーランス法を知っている人は39%。法施行後も「期日までに報酬が支払われない」(35・9%),[一方的な発注取消}(28・4%)などの課題問題を残している。「問題解決にフリーランス同士でつながりたいと思う」は27・9%。年代では20代は38・6%、文化・芸関連は34・6%を占めている。 ★イラストレ-タ契約書(ひな形)はフリーランス法だけでは不十分として、作成委託や対価、契約解除、紛争解決など21条で構成。★韓国の10分野88職種の「標準契約書」に盛られている「段階契約」なども参考にしつつ、★AI生成物、国連の「ビジュネスと人権原理」などを独自に盛り込んでいる。 ★則松桂子連合副事務局長が契約策定に触れ、★春田雄一運動推進局長が「活用では自治体の契約など好事例をつくり、全体に波及させる意向と」提起。★フリーランスは製造業、医療、文化、など11分野60職種で約400万人。★連合は組織化を目指し、産別では全国ユニオンがウーバーイーツやアマゾンなどを組織化し、UAゼンセンも組織化を進めている。★河野広宣組織局長は現在WOR-Qには共済関係を含めてた約3000人が参加しており、「あいまい雇用の労働者性を拡大させ、横断的で集団的労使関係を築きたい」と語った。(鹿田勝一)
連合「未来づくり春闘」報告書の評価と課題-運動論弱き要求論 ― 2025/10/04 16:59

【労働フォーラム】20251002―114
連合「未来づくり春闘」評価委員会報告―評価と課題 「未来志向」要求と運動論は? 既に連合取り組み済み、「うまくいかなかった」 労働ジャーナリスト・鹿田勝一
★連合の『未来づくり春闘』評価委員会」は9月19日に報告書を発表し、過去のデータでなく「未来志向」の要求基準や、賃金低下分を取り戻す「キャッチアップ条項」(目減り賃金の復元方式)などを提言した。委員会は第3者から連合春闘への評価と今後の課題提起を目的にした有識者会議(委員長・玄田有史東京大学社会科学研究所教授、企業経営者ら7名)で、今年6月に設置し5回の討議を経てまとめられた。 ★今回の提言は、政府・財界が「物価上昇プラス1%のベア」を提起し、連合も「物価を上回賃上げ」など政労使が同一方向のなかで、要求水準は大きな課題であり、報告書は今後の春闘への意味のある提言と言えよう。問題は賃上げ要求水準の高さと実現への運動論だが、報告書は要求論優先で運動論の乏し内容となっている。 ★また「未来志向」の要求や「キャッチアップ条項」は新しい方式とされているが、既に連合が2011~2017年にかけて取り組んだ方式であり、十分な成果もなく「うまくいかなかった」という歴史がある。★今回の提言の内容と過去の検証・運動強化が求められている。
★正念場の26春闘へ「5%(ベア3%)超え」実現を期待、要求は「物価2%プラスα」 ★報告書は、連合2年間の春闘で5%を超える賃上げを評価しつつも、物価の伸びに追いついていないと指摘。今後、要求基準を策定する際は、過年度物価上昇率という「過去の実績」を改め、将来予測を元に納得感のある賃上げ要求を提言した。具体的には「今後1年間のインフレ率と労働生産性の見通し」を織り込むべきとし、物価については、日本銀行が目標に掲げる「2%」が望ましいとし、「2%プラスα」を提言している。実現は、26春闘では5%(ベア3%)を超える持続的で実感のもてる賃上げが期待されるとしている。 ★また急激な物価高騰が要求基準策定後に生じ、実質賃金が低下した際には、翌年の交渉で低下分を取り戻す「キャッチアップ条項」の明文化なども提言した。さらに人手不足による賃金上昇予測を要求に反映させる仕組みの導入も提起し、人手不足で賃上げしやすい環境は今後も継続と指摘している。 ★未来予測の要求精度を上げるため、生計費調査や組合員一人ひとりの個人別賃金データを産別や連合で共有・分析する体制づくりを提起。政労使など関係者の認識の共有で豊かさを実感できる社会の実現を期待している。春闘で相場形成力(パターンセター)の弱体化も指摘し、中小への波及拡大へ政府の支援策や適正取引の推進、地域最賃や特定最低賃金引上げへ「政治的決断」も求めている。 ★格差では「新発見」として規模、性別、中央・地方のほか、大企業での労働者間の格差拡大に警鐘を鳴らしている。労働分配率の低下も指摘し、トランプ関税の影響はGDPの0・3~0・4%減との政府資料も添付し、内需主導の安定成長も提起している。 ★ 運動に関しては、「未来志向」要求による「交渉スタンスの強化」や集団的労使交渉、労働協約の拡張適用、労働委員会の活用などを提起している。 ★同日のシンポで玄田委員長は「来年度は物価が若干落ち着くとの見方もあり、賃上げと物価上昇サイクルの定常化へ26年度は正念場」と強調。物価を1%程度上回る賃上げ継続に向け、政労使による共通認識や政策協調を求め、春闘の社会的波及力の回復へ労働組合の果たす役割は大きいと提起した。
★連合は既に「未来型」「めべり復元」を実施し「うまくいかず」、運動論無き要求論に課題 ★今回、「新しい方式」として提起されている「未来志向」の要求や、賃金低下分を取り戻す「キャッチアップ条項」は、既に連合が取り組んできた方式であり、「うまくいってない」という運動の歴史がある。 ★検証すると、「先行ベア方式」は神津会長時代の2017年に提起。デフレ打開へ賃上げ先行でインフレをめざした方式である。取り組みで連合はベア要求2%を掲げたが、自動車、電機など金属労協の産別は「先行ベア方式」を採用せずにベア1%。一方、UAゼンセンやJAMは同方式を採用してベア2%を要求し、連合は分散し、回答にも反映した。連合回答水準は平均5712円(1・985)で前年マイナス67円と下落。企業の経常利益、株主配当、内部留保とも増えながら、人件費は停滞し、17年9月期の労働分配率は45・3%(中小75%)と46年ぶりの低水準に下落し、連合総研は「日本の賃金デフレは異常」と指摘した。 ★「キャッチアップ方式」も、「目減り賃金の復元方式」として古賀会長時代の2011~2013年に取り組んだ。賃金ピークの1979年より低下した5・1%を5年間での復元をめざし、年1%の復元を要求した。結果は「うまくいかなっかた」(JAM幹部)といわれる歴史がある。連合回答は4924円(1・71%)で前年並みにとどまった。 ★記者会見では、「要求提言は刺激的な内容だ。しかしどうやって実現するのか」との発言のほか、「学識者に運動を求めるのはどうかと思うが、どうやって実現するのか」「実現には力・パワーが必要となる。報告書にはJAMのスト資料が添付されているだけであり、労働基本権とか、スト権の文字が報告書に無いのはなぜか」などの質問がだされた。★玄田委員長は「過去の取り組みは論議していない。他の組合の調査ではJAMのみの資料となり、労働運動からはやや距離のおいたメンバーで論議した」「どうすべきかの論議はしなかったが、労使自治に関することでもあり、今回の提言をアクションに生かしほしい」と語った。
★近年の春闘変化の背景と「正念場」のとらえ方 また記者会見では、近年の春闘の大きな変化の背景と「正念場」のとらえ方についての質問も出された。★春闘変化については、経団連が3年前に日本経済のデフレについて「強い危機感」を表明し、賃金の抑制から「賃上げは経団連・企業の社会的責務」にスタンスを変更し、23年を「起点」、24年を「加速」、25年を「定着」としていることがある。(デフレには組合も加担と連合OB)」。従って「『正念場』」は26春闘だけでなく、今後も継続ととらえることが大事ではないか」との質問も出された。★玄田委員長は「26年は物価が下がり要求・妥結も下がる懸念があり、賃上げの正念場。組合の運営や運動は正念場として継続を」と述べた。 ★また報告書は相場形成の「弱体化」を指摘し、中小への波及を重視しているが、実態は連合大手組合は先行相場を重視し、波及強化へ中小支援を強めており、大手回答の社会的役割も提起すべきではなかったか★。報告書の資料では1998年以来、労働生産性は増加しながら、実質賃金は伸びず、一方、内部留保は600兆円を超えており、労働者から「搾取」した分を吐き出させるべきである」(労働総研・市川正樹所長)との資料も紹介している。 ★全労連の黒澤事務局長は9月25日の記者会見で連合の「未来づくり春闘」の受けとめを聞かれ、「未来へあって欲しいという要求提起だが、生計費からは5%は低く、10%(全労連要求)程度の要求を掲げてもらいたい。またどうやって実現するかの闘い方のないのも問題となろう」と語っている。 ★連合は1993年に『連合評価委員会委』報告をまとめ、企業内組合の弱点や大手組合の労使協調の問題を指摘し、産別強化や「不条理との闘い」などを提言し、連合だけでなく労働界に大きな影響を与えた。★今回の「未来づくり春闘」報告書は、前向きの未来づくり春闘への提言として評価できるが、「運動論弱き要求論」としてナションナルセンタ―の春闘論としては課題を残している提言といえよう。 〆
芳野連合会長あいさつ、清水事務局長は退任前あいさつ ― 2025/10/02 16:23

労働フォーラム】20251001―112 芳野連合会長が締めくくりあいさつ、清水事務局長は退任前あいさつ
★連合の記者会見が10月1日に行われ、★芳野会長が2期4年の最後の記者会見あいさつですと述べ、賃上げ、政労使会議、ジェンダー平等などを評価。★続投となる3期目は賃上げの定着と合わせ、組織拡大を最重要課題にあげた。★退任する清水事務局長は4年を振り返り、衆参選挙での自公政権の過半数割れの実現や34年ぶり高水準回答の連合春闘と人勧34年ぶりの高さなどの成果をあげた。★会見で、記者の質問は通常より少なく、短時間で終わった。(鹿田勝一)
いのちまもる総行動に医労連など2200人、銀座デモ ― 2025/10/02 15:56

【労働フォーラム】20250925―101
いのちまもる総行動に医労連など10団体2200人が参加、大幅賃上げ・増員へ
★医労連などは9月25日、東京・日比谷野外音楽堂で「もう限界、平和と社会保障を立て直せ、いのちまもるそう総行動」を開き、全国から2200人が参加した.★実行委員会には自治労連、福祉保育労、全大教、ほだんれん、民医連、中央社保きようなど10団体が参加。★主催しやあいさつしたい労連の佐々木。委員長は医療危機打開へ大幅賃上げ、人員増税へ軍事で、なく、国民福祉拡大へ政治転換をと呼びかけた。各団体が決意表明を行い、★共産党、立憲民主、れいわなど政党も参加した。銀座デモ・アピールも展開。★厚労省に診療報酬・介護報酬の大幅引き上げや従来の健康保証の復活・併用なども要請した。(鹿田勝一)
トランプ関税と内需拡大26春闘へ ― 2025/09/29 15:07
【労働フォーラム】20250928―109
トランプ関税と内需拡大26春闘へ
★26春闘の大きな課題となるトランプ関税と26春闘に焦点を当てた記事が連合通信(9月27日)に掲載されている。★主な産別大会の論議をまとめ、外需から内需拡大・自律型経済への転換に焦点を当てている。厳しさの予測される26春闘への先駆的な提言ともなっている★JCの金子議長の内需拡大論、★基幹労連の津村委員長の「春闘スタンスは変えない」発言、★JAMの安河内会長のベア3%(定昇込み5%)獲得、★JECの堀谷会長の「財界・政府の物価プラス1%ベア」を視野に入れた26春闘構想、★UAゼンセンの政労使春闘新システム構想など記事にしている。★これから本格化するトランプ関税下の26春闘論議への参考となろう。(鹿田勝一)
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