羽田で航空安全と争議解決行動 ― 2024/09/01 16:41

労働フォーラム 20240901日-82
羽田で航空安全と争議解決行動
羽田で「空の安全」と「解雇争議の解決」を掲げたアピール行動が展開された。主催はJAL被解雇者労組(JHU)と「JAL争議の全面解決をめざす実行委員会」など。全労連、全労協の参加労組や市民組織から137人が参加し、今年5月結成の「JAL闘争支援東京連絡会」の旗もはためいた。
東京連絡会が争議解決へ全体集会 ― 2024/09/01 16:51

【労働フォーラム】20250818―81
東京連絡会が全体集会
JAL闘争支援東京連絡会は全体会議を開催。岡田弁護士が都労委での和解あつせんの動向とたたかいについて講演。会議では、奥山共同代表が東京の各支援組織の横断的な運動を強めたいとあいさつ。JHUの山口委員長や山﨑書記長、客乗組合員が解雇解決への決意を表明した。
「25春闘、24より強い取り組み」JAM大会 ― 2024/09/09 15:19

【労働フォーラム】20250902―82
JAM大会、「25春闘、24よりさらに強く取り組む」
★JAMの大会で安河内会長は25春闘の構えについて「物価高と人手不足、先進国から遅れた賃金水準、企業の人材確保などで、24春闘よりもさらに強く取り組む必要がある」と提起した★。獲得水準は平均11576円(4.56%)で過去最高、ベアは8030円(推定2.8%)である。 ★労務費の価格転換比では、できた組合208のっベア8561円で、できない組合128組合の7792円よりも769円高く獲得している。平均賃上げではできた257組合で12427円、他方は1498円で938円高く獲得。★方針では職場の強化㋾重視。また事業譲渡に伴う労働協約や事前協議を無視、組合つぶしの大阪、岐阜の企業に対して産別としての争議支援も確認された。★1999年9月9日の産別結成から25周年の記念レセプションも品川の高輪プリンスホテルで行われた。(鹿田勝一)
25春闘、「目線をさげず、高い賃上げ継続」フード大会 ― 2024/09/09 15:45

労働フォーラム】20240903―82
フード大会「25春闘も目線を下げず、高い賃上げ継続」
フード連合の伊藤会長は9月2日の大会あいさつで、24春闘結果について「連合水準を上回り、大手、中小とも産別結成以来、最高」と評価したうえで、格差是正を訴えた、方針では25春闘についても「目線を下げることなく、高い賃上げの継続」を提起。闘い方では、大手先行会議の実質賃金確保を含む高額回答の相場形成と、中小支援会議での波及を評価した。大手の満額回答も多いという、 回答平均は15878円.昨年比4679増。ベア10869円、昨年比.4762円増。300人未満は12487円(363円増)である。(鹿田勝一)
金属労協大会「積極的賃上げ」「分配ゆがみ是氏」もh構造野 ― 2024/09/09 15:59

【労働フォーラム】20240904―83
金属労協大会「積極的賃上げ」「分配構造の歪み是正」ヘ
★自動車、電機などの金属労協は9月3日に定期大会を開き、25春闘も積極的な賃上げの継続を決めた。★あいさつした金子晃浩議長は「24春闘は賃上げで労使が共通し大きな成果をあげたが、中小では十分な賃上げを果たしていない」と指摘。25春闘については「物価高、人手不足など賃上げの流れを止める理由は見当たらない」と述べた。 ★方針n労働政策では、「人への投資」を強め、積極的賃上げの継続や水準確立への牽引役を確認し、特定最賃の引き上げも重視。25春闘では①生産性向上に見合う賃金の適正配分、②物価に対応した実質賃金確保、③労働分配率低下に対し分配構造の歪み是正、④先進国並みの賃金水準回復、⑤格差是正などを掲げている。★討論では自動車、電機、基幹、JAM、全電線とも実質賃金確保ヘ継続的な賃上げ、格差是正などを訴えた。★結成60周年レセプションも国内外の各界から350人参加して開催された。(鹿田勝一)
基幹労連24年と異なり、金属労協、連合要求準拠 ― 2024/09/10 16:29
【労働フォーラム】20240905―84
基幹労連大会、25春闘要求は24と異なり、金属労協や連合の水準を踏まえる方針
基幹労連は9月5日に大会を開催。25春闘は2年サイクルを基本としつつも、単年度で闘い、要求は金属労協や連合の水準を踏まえる方針である★24年は部門★要求も金属労協はベア1万円以上、連合はベア3%以上を大きく上回り、49年ぶりの高い要求と妥結。★25春闘は鉄鋼、造船総合など部門で一体感を持った闘争をめざす方針である。(鹿田勝一)
自動車総連、賃上げと休日5日増要求へ ― 2024/09/10 16:35

【労働フォーラム】20240906―85 、 自動車総連大会、25春闘「賃上げ継続」「時短で休日5日増」ヘ
★i自動車自動車総連は9月5日に大会を開き、金子会長は24春闘妥結水準の評価と中小格差の問題を指摘したうえで、25春闘については「人手不足、物価上昇、経済、格差是正など、どの観点からも賃上げの流れを止める理由はみだせない」と表明した。★方針では価格転推進や時短で休日5にt遺贈野161日をまざす★最終回答集約は平均11166円(昨年比2667円増)、ベア7696円(2646円増)である。(鹿田勝一)
腰の据わった労働組合主義」高木元連合会長を偲ぶ ― 2024/09/16 16:30

【労働フォーラム】20240915―85
高木剛・連合元会長の逝去を偲ぶ、「腰の座った労働組合主義」を貫徹
★高木剛元連合会長が逝去された。9月2日、82歳。★高木氏は1982年のゼンセン本部勤務時に外務省から第一号派遣として、タイ大使館に赴任し、労働界で話題となった。 ★連合会長選挙をめぐっては2001年に初めて日本プレスセンターで笹森現会長との公開討論を行った。主催は日本労働ペンクラブ。★さら05年の会長選挙では憲法9条改憲とも絡み、全国ユニオンの鴨会長との選挙となった。 ★5代目会長に選出されてからは「腰の座った労働組合主義」を発揮。06年には「ただ働き残業法案」(ホワイトカラーエグゼンプション)阻止へ高木氏の顔写真入りの電車の中吊り広告で運動。07年には「非正規センター」を創設。春闘ではベア獲得へJAM,フード、JECなど8産別で「有志共闘」を設置し運動成果をあげた。最賃引上げの政労使円卓会議で「800~1000円」実現のベースも構築した。さらに解雇規制と労働法制をめぐり労働審判制の創設にも大きな役割を発揮した。政治では小沢氏と全国行脚し09年に民主党政権を樹立し、連合結成念願の政権交代を実現させている。 ★取材では、「非正規センター創設」や「有志共闘」でベア成果を上げた春闘では、記者仲間を含め高木会長と一献を酌み交わしたことも懐★高木氏は「30年間の賃金停滞は労組にも責任がある。要求しないものは獲れない。争議権など労働基本権を背景にした賃上げを」と24春闘でも檄を飛ばしていた。★労働運動が政治、経済、社会的にも影響力を低下させるなかで、高木氏のご意見番役をもっと長く発揮してもらいたかった。心からご冥福をお祈りいたします。(鹿田勝一)
UAゼンセン大会、実質賃金上昇めざす、永島女性会長選出 ― 2024/09/21 17:55

労働フォーラム」20240921-86 UAゼンセン大会、実質賃金上昇を長的に実現、永島智子・初の女性会長選出
★UAゼンセンの大会が9月18日から開かれ、松浦昭彦会長は今後の物価動向と賃上げについて「円安から円高など物価が下がったときが正念場。物価上昇が収まってきたから賃金を抑えるような行動は、過去30年の停滞を繰り返すことにつながり、将来に禍根を残す」と指摘し、「実質賃金の上昇を長期的に実現」との見解を示した。★また分配構造のゆがみ是正については、大会前の会見で「大企業の儲けのサプライティエーンへの還元が重要だ」と語っている。★ゼンセンは24春闘で連合より1%高いベア4%(定昇込み6%)を要求し、実質賃金を確保。要求に物価分に加え、生活向上分1%をプラスしたのが特徴である。★大会あいさつではゼンセン伝統の「労働組合主義に基づく運動」を提唱した。 ★新会長には永島智子(イオン労連会長)、新書記長に西尾多聞(ゼンセン副書記長)を選出した。女性の会長選出は全繊同盟時代を含め初めてである。(鹿田勝一)
海外特派員協会で初会見JHUが解雇解決、安全訴え ― 2024/09/28 20:15

労働フォーラム 202409179ー69 海外特派員協会で初会見、解雇解決、ジェンダー平等訴え JHU
日本航空のJAL被解雇者労組(JHU)は9月17日、初めて日本外国特派員協会で記者会見を開き、航空の安全と解雇争議の早期解決を強調した。JALの著しい男女間賃金格差を示し、ジェンダー平等を訴えた。(鹿田勝一)(詳しくは連合通信20240921参照)
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