脱原発国会大包囲で1周1時間34分デモ2012/08/01 16:43



 脱原発国会大包囲の7月29日、18時57分から20時31分。国会正
面から歩き始め、右へ憲政記念館、国会図書館、参議院会館、衆議院会館、官邸近く、国会正面と1周デモをする。                
 途中、衆院会館前の官邸近くで警察に阻止され抗議。「車道でなく、歩道
を阻止する権限が警察にあるのか。通せと」押し問答。警察が「官邸前集会の写真を撮ってここに戻るなら通す」ということに対して、「過剰警備だ。
勝手な権限を振りまわすな」と言い捨てて、官邸へ遠回りする。約1・5キナの国会1周が、2・2キロ、1時間34分のデモとなる。       
 参加者にはバイオリンを奏でる女性、「原発事故2度といらぬ」と少年が
母親と参加。脱原発に加え、野田ヤメロと、公約裏切りの政府に対する抗議となっている。

全労連大会 一点共闘を重層的共同へ 連合批判も2012/08/06 16:41



 全労連は7月29~31日野 3日間、横浜市内で大会を開き、運動方針の柱として「安心・安全社会をめざす大運動」(全労連大運動)、「150万全労連の新中期計画の実行」「憲法擁護・安保破棄運動の再強化」を決めた。中期的には「憲法をいかし『雇用と社会保障を中心におく日本』をめざす運動を広げる」としている。                       
 組織拡大では2015年度までに組合員150万人の達成をめざし、全ての単産・地方が4年間で10%以上の純増をめざす。財源措置として単産で組合員一人当たり月額3円、オブ加盟・地方で1円の特別会費を徴収し、一般会計からの繰り入れを含めて4年間で約1億8000万円を確保する方針だ。 
                                  
 大黒議長のあいさつの特徴は2つ。ひとつは、原発ゼロ、消費税増税・福祉改悪、TPP(環太平洋経済連携協定)参加反対の国民的課題で幅広い団体、国民との連携にふれながら、「一点共闘・共同の広がりを多角的重層的共同」に発展させるために、「行動の統一を調整するナショナルセンターの機能と役割が求められている」としてナショナルセンターの強化を提起したことである。 2つ目は、野田政権の暴走をやめさせることを呼びかけ、政府方針容認の連合に対して「企業内主義の弱点が顕著になり、労働者の生活防衛や労働条件改善のため力が発揮とされる一因」と批判したことである。 
                                  
 討論は、連合大会の10数人とは異なり、79人が発言した。      
 特徴は、静岡、島根、茨城、福島、長野など12県労連が原発ゼロなどをめざす市民組織との共同の取り組みが広がったと報告。一点共同によるローカルセンターの社会的影響力の拡大を示した。大阪労連は教育基本条例などで府内で50の連絡会ができ、連合系労組とナショナルセンターの枠を超えた抗議集会も行っていると報告した。                     
 組織拡大でも純増の実績をかさねる医労連、年金組合、愛知をはじめ、25組織・産別が発言し、「画期的な大会」となった。全労連は98年の153万人をピークに現在、114万人にまで組合員を減少させている。特別会費の規模については「少ない」「連合と比べて構えが小さい」「議論が不十分」などの意見が神奈川労連、医労連、埼労連などからだされ、群馬は「再検討すべき」と注文を付けた。                 
 雇用をめぐっては熊本、山口が電機ルネサスの閉鎖リストラの反対を報告したのをはじめ、マツダ、ソニーなど大企業リストラ反対闘争が報告された。千葉は大企業労働者との連帯を運耐え、熊本は電機の産業政策の論議を提唱したのが特徴だ。JMIUは非正規の正規化の成果も報告した。     

 一方、春闘についての論議は低調で発言は4組織。JMIUが「本気で春闘再生」とストの前進を報告したほか、医労連「ベアにこだわる」、埼玉と東京が地域春闘を報告したの。地方などは最賃と公契約重視である。     

 総括答弁で小田川事務局長は、要求が一致する国民的課題で共同を広げ運動を発展させようと呼びかけた。さらに「EUはナショナルセンターの年金大規模ストで社会的な力を発揮している。春闘で職場の要求と政策課題の追及検討を」と提起し、組織拡大は秋に具体化する方針を述べた。    
                                  
 課題としては運動方針として、世界でも異常な日本の長期賃金低下と長期デフレが雇用・社会保障劣化だけでとらえていいのかどうか。所得復元も大きな課題であり、国民春闘と労働運動の社会的影響にもかかわることだろう。 
 また「150万全労連」「100万人総対話」「20万人行動」など積極
的な運動方針も大会論議では十分に論議されなく、今後の運動化が課題だ。 賃金と政策課題がかつてなく重なりあった春闘で、労働運動として職場からの両面のたたかいは弱く、春闘ストにふれたのJMIUのみだった。職場からの運動強化も大きな課題であることを示した大会といえる。

緊迫の官邸前で消費増税・福祉破壊ノー集会2012/08/09 18:10


 7野党一致の野田内閣不信任提案と民自公の消費増税密室談合で緊迫した8月8日(水)に官邸前で消費増税・福祉破壊ルーを掲げたツイッタ集会が行われ昼デモを含めこれまでを上回る210人が参加した。      参加者はこぶしを挙げ「生活破壊の消費増税反対!」「国民の声を聞かない首相はいらない」と官邸に向かって声をとどろかせた。作家の雨宮さんや共産、社民、生活の各党もかけつけ消費増税阻止と野田不信任を呼びかけた。
 毎週金曜日の脱原発集会につぎ、毎週水曜日に「困っちゃう人々の会」がよびかけて生活保護、福祉破壊反対などを掲げた官邸前集会が行われている。

官邸へ9万人 脱原発 増税 野田首相もういらぬ2012/08/11 12:56


 消費増税が強行採決された8月10日(金)、9万人が官邸前と国会正門
前で脱原発と野田首相はもういらぬと訴えた。生活破壊の原発と消費増税など怒りの結合があってもよいのではないか。              
 「美しいふる里をかえせ双葉町」のプラカード、「生命と原発と共存でき
ない 最高裁判所退職者の会」の旗もみられた。9万~20万人の声を庶民いじめの民自公政治ノーにつなげたい。

ブラック企業と団交し解決、大阪青年ユニオン2012/08/19 16:38



 トライアル雇用で入った大阪の会社は、雇用契約とはまったく異なる就労実態の悪徳会社。採用まなしから青年(31歳)の営業契約の失敗に「殺すぞ」の暴言から、暴力、賃金不払いのブラック企業。大阪青年ユニオンに加盟し、団体交渉などで急転解決。退職して賃金確保と新たな職場に就職。就活とトライアル雇用、ブラック企業問題と組合の団交力を示す番組だった。TBS8月18日のテレビ番組。

STOP TPP 官邸前アクション始まる 暮らしを守れ2012/08/22 16:46


「暮らしを守ろう STOP TPP」の第一回官邸前ネットアクションが8月21日に始動し300人が参加。毎火曜日に開催。政府が参加を断念するまで実施する予定だ。                       
 TPPは、日本をアメリカの51番目の州に隷属させる経済連携協定にほかならない。連合ではフード連合やJAM、農団労などが参加に反対。全労連、全労協も参加反対だ。この日のアクションでは、首相官邸に向かって農業、食の安全、医療、生命、失業、賃下げなど20数項目をあげて「TPPはいらない!」の官邸コール。                    
 主催は実行委員会形式で、ネットで呼びかけている。すでに4月25日にも国会議員の国民会議、市民組織・労働組合などの市民アクション実行委員会とのブリッジ共闘で1万人キャンドルパレードを銀座で実施している。 
 STOP TPPの一点共闘は国会議員、JA、食健連、生協、組合など
運動の層は厚い。官邸前は、毎金に脱原発で6~20万人、水には増税・福祉改悪反対、そして火にはSTOP TPPと、選挙の争点課題でアクアョンが展開されている。                        
 実行委員会の内田聖子さんは「いずれも生活と国政の重要な共通課題。TPPは官邸だけでなく、アメリカ、財界の政策にもかかわるため、工夫してSTOP TPPをアリメカ、財界に対してもエールなどアクションで訴えたい」と語っている。

怒りの脱原発 官邸前に会談後も4万人参加2012/08/25 17:27


 野田首相との会談が行われた2日後の8月24日(金)にも脱原発の行動に4万人が参加。官邸前、国会正門とも人の波。個人でも参加でき、発言できる表現の「場」の力と、参加者のねばり強さをみせた。ブラカートで増えたのは野田政権への「怒り」。                    
 原発反対の連合有力産別の前書記長も参加。自動車のボディに「NO NUKES」を描いて、国会周辺をデモするシーンも。19時過ぎにも母子が
駆けつける。ネバーギブアッブである。