連合25春闘最終集計、中小昨年比上げ幅で大手超え健闘2025/07/14 18:05

【労働フォーラム】20250705―82

連合25春闘最終集計 昨年プラス、実質賃金を確保 中小昨年比で大手超え健闘

★連合の25春闘第7次(最終7・3)集計は 1万6356円(5・25%)で、昨年プラス1075円(0・15ポイント増)である。★ベアは1万1727円(3・70%)で、昨年プラス1033円(0・14ポイント増)である。★大手と中小の格差は、ベアで中小は大手より2499円低い9468円だが、昨年比の上げ幅では大手よりも314円高い1212円、率で0・11%高く健闘している。★実質賃金を確保している。(鹿田勝一)

ラグビー 日本とウエールズ戦、トライ善戦2025/07/14 18:14

★炎天下、のラグビー戦で日本はウェルズに31対22で敗れた。★トライ数は4対3だが、後半は2対1と日本奮闘、★高速ラグビーも単なる攻めからパス、キックと組み合わせているのが良い、★体力では、後半、ウェルズは日本の暑さにバテ気味。これもラグビー戦である。鹿田勝一

JAL株主総会で解雇争議団が冒頭発言2025/07/16 17:05

【労働フォーラム】20250713―84

JAL株主総会で争議団に冒頭発言指名、コンプライアンス問われるJAL

★JALの株主総会(6月24日)では、企業のコンプライアンス(法令順守)が問われる中、JHUの山口宏弥委員長が出席し、総会冒頭に発言を指名された。★これまでにない異例事態。山口氏は異例、2023年5月に行った議員要請の際に石破茂衆議院議員(現首相)が「JALの解雇はモノ言う労働者の排除、労働組合つぶしではないですか」と言ったことを紹介し、会社に争議解決を質した。★鳥取三津子社長は「コミュニケーションを大切にして真摯(しんし)に対応したい」と答弁。支援者らを含め5人が発言。他の株主4人も争議で発言した。従来よりも会社は対応に若干の変化を見せたという。(鹿田勝一)

ナショナルセンター超え「最賃共同」アピール2025/07/16 17:39

【労働フォーラム】20250714―85

ナショナルセンターの枠を超え「最低賃金上げろ 共同アクション」アピール

★最賃審議を前にナショナルセンターの枠を超えた「最低賃金上げろ 共同アクション」は厚労相で記者会見(7・1)を行い、、「最賃全国一律1500円以上」へ向けた共同行動アピールを発表した。★会見で全労連の秋山正臣議長は「1500円と全国一律最賃を求め、大幅引き上げの大胆な決断、格差解消、審議の全面公開」を求めた。黒澤幸一事務局緒は「大企業の内部留保を活用して、中小支援を」と強調。★労協の渡辺洋議長は「生計費原則を重視した審議」を強調し、関口広行事務局長は「最賃の低さと生計費を踏まえた施策充実を」と述べた。★最賃キャンペーン委員会の河添誠氏は「改定目安論議を含む最賃審議の完全公開」を求めた。 ★最賃近傍で働く労働者らも最賃引き上げを訴えた。(鹿田勝一)

最賃改定、1500円に配意諮問2025/07/21 17:08

【労働フォーラム】20250715―86 最賃改定、1500円諮問

★25年の最賃改定へ向けた中央最賃審議会が7月11日に始まった。審議会では福岡資麿厚労相が改定へ向け、「賃上げこそが成長戦力の要である」として、最賃については「2020年代に全国平均1500円の目標達成」とする政府の「骨太方針2025」などに「配意した審議を求める」と諮問した。★諮問水準の実現には毎年70円以上(平均7・3%)の引き上げが必要となり、昨年の改定51円の40%アップとなり、今後の試金石となる。 ★連合は最賃改定で全都道府県が確実に1000円(現在1000円未満は31県・最低は秋田の951円)に到達することと、一般労働者の賃金中央値の6割の「相対的貧困水準」を念頭に置き「中期的に大幅な水準引き上げをめざすこと」を厚労省に要請している。賃金中央値の6割は2035年までの水準で、1ポイントずづの引き上げ、ベア3%で1850円、4%ベアで2098円になると試算し、「画期的なこと」都されている。 ★全労連など春闘共闘は北海度から00野全国26都市の最低生計費調査を踏まえ、「政府目標は非機器、遅すぎる」「今すぐ1500円、めざせ1700円。全国一律最賃」を掲げて集会や国会議員要請、政府要請などに等取り組んでいる。(鹿田勝一)

26春闘要求構想で前向き初表明 JEC会長2025/07/21 17:21

【労働フォーラム】20250716―87 JEC連合、26春闘要求で見解 「物価プラスベア1%」は要求すべき

★JECの堀谷会長は大会(7月17日)前の会見で26春闘構想を聞かれ、トランプ関税の影響は未定だが、化学はともかく、石油、セメントなどはあまり影響はない、★。経団連や政府は今後の賃上げ方向として、物価分プラス1パイセンとのベアを提起している。★労働側としても経団連、政府方向を視野に要求し、交渉で水準を決めることにしてはどうか。との見解を述べた。★有力産別で26春闘要求構想で触れるのは初めて。★25春闘では大手は人材確保から賃上げ20819円(6・17%)など高額獲得している。(鹿田勝一)

医療賃上げで政府方針j実施を、医労連大会2025/07/28 11:33

【労働フォーラム】20250722―88

医療賃上げで「政府の骨太方針2025」実施を、医労連26春闘へ

★医労連は7月22日の大会で26春闘へ向けた方針として、医療賃上げへ「政府の骨太方針2025」実施を求めた。★政府は物価上昇など踏まえた診療報酬の引き上げとケア労働者の賃上げ・処遇改善を提起している。★医労連は「すべてのケア労働者の賃上げと人員配置増につながるよう、全額公費による追加野賃上げ支援策と、物価高騰や人件費増を補える診療報酬・介護報酬を抜本的に引き上げる臨時改定を求める」としている。(鹿田勝一)