JR連合大会、労基法改悪動向に反対2024/06/24 16:53

労働フォーラム20240618-69火

JR連合大会、労基法改悪動向に反対表明、賃上げ健闘も他産別と格差も

JR連合は6月18日に大会を開き、労基法の適用除外を労使自治で決める動きに反対を表明した。組合でなく、親睦会の社友会で労基法の適用除外が行える「労使協創協議会」創設に反対し、集団的労使関係の重視を重視している。 JR7労組の賃上げ平均は定昇込み1万3146円(4・20%)で昨年より4796円プラス(1・47%増)、ベア7643円(2・45%)で、昨年比4984円増(1・58%増)。他産の回答も高く、格差拡大としている。(鹿田勝一)

運動で「相場形成」産別めざす 全労連2024/06/24 17:01

【労働フォーラム】20250619-70水

全労連「相場形成」産別打ち出す

全労連の小畑議長と黒澤事務局長は6月19日の単産・地方代表者会議で、岸田首相の「骨太の方針」で賃上げについて、医療・介護労働者の賃上げや最賃引き上げ、男女賃金格差の是正を優先課題にあげていることについて、「全労連の要求運動で言ってきたことであり、世論の変化を意識したもの。我々の力に確信を持とう」も強調した。全労連は7月の大会で「全労連運動の新たな飛躍提言」(案)を提起し、「相場形成」産別を論議する方針。小畑・黒沢発言は運動の影響力拡大に触れたものである。(鹿田勝一)