電機の職場、不透明な査定に不満 ― 2021/02/19 17:09
電機連合の日立など大手組合は2月18日に春闘要求を提出した。コロナ禍でベア要求は昨年より1000円低い2000円。昨年を踏まえベアと働き方改革・人材投資を合わせた対応を認める方向だ。電機の生活実態調査では、賃金が減った14・3%、賃上げ評価では不十分25・2%、他金属産別との賃金水準比較で低下などの課題を残している。電機ではジョブ形雇用などが進められているが、職場では処遇制度で困っていることとして、不透明な査定43・3%、減給37・1%、降格9・8%など。管理職でも不透明な査定に不満が40・0%、降格の不満20%などである。正社員では、査定への不満が27・8%、減給20・7%、降格8・0%などである。管理職でも上司の人事評価に不満をもっているのが40%と高い。
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