労使協議で労基法の「適用j除外」改悪提起、厚労省2024/11/30 11:22

【労働フォーラム】20241120-105

労基法関係法制研究会が「たたき台」、労使で「適用除外」を提起

厚労省の労働基準関係法制研究会(学識者10人)は11月12日、14回目の会議で最終的な報告者の骨子に当たる「議論のたたき台」を公表した。★課題は多岐にわたり、「労働時間」や「労使コミュニケーション」、労基法の「事業」「労働者」などである。 ★最大の問題は、労基法など労働保護法制の「適用除外」(デロゲーション)の拡大である。★「たたき台」では、デロゲーションの用語をなくして、別の表現に変えている。骨子は「労使コミュニケーションの意義と課題」として、「法律で定められた規定の原則的な水準について、労使の合意等の下に、個別の企業、事業場、労働者の実情に合わせて、一定の範囲内で異なる水準の規制を適用する」としている。★要するに、労使合意で労基法など労働保護法制の「適用除外」ができるとしている。 ★全労連。全労協などのは「規制緩和でなく、働く者の声を聞け」「適用除害は憲法違反」なのピラカードを掲げて厚労省前で集会を行った。(鹿田勝一)

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