大原社研100周年シンポ開く ― 2019/04/01 17:06

法政大学・大原社会問題研究所の100周年シンポが3月20日に開かれた。研究所の鈴木玲氏の挨拶に次ぎ、研究と運動について労働法制、社会環境、日独貧困問題で関係教授が報告。「日本労働年鑑」は第89集を近刊。「太平洋戦争下の労働運動」(1965年刊行)は戦時下の弾圧と不屈の労働運動として貴重。安倍政権の改憲阻止へ今こそ読まれるべき年鑑だ。
映画「記者立ち」イラク戦争のウソ暴く ― 2019/04/18 10:30
アメリカ映画「記者たち」を観る。911テロからイラク戦争の謀略。ブッシュ政権、大手メディアがイラクは核兵器など大量殺戮兵器を保有しているとの虚報のもとに戦争を遂行。これに対して中堅地方紙が深堀した取材で真実を報道し、後日証明される。政府内部の戦争批判者の密かな取材などジャーナリズムの本質を描く。アメリカに追随した日本政府の無反省も問われよう。ニクソンの「大統領の陰謀」と同様に政権批判の実話記者ドラマである。ほぼ満員で関心は高い。
ゼンセンとJJECがヘルスケアー政策組織設立 ― 2019/04/29 16:58
化学労働戦線に新たな政策推進組織が誕生した。UAゼンセンとJEC連合の医療・化粧品労組の「ヘルスケア産業プラットフーム」。ゼンセン45組織4・1万人、JEC26組織2・8万人の71組織6・8万人の機微となる。4月23日のシンポには約200人が参加した。人生の誕生から墓場までの医薬、医療機器、社会保障、財政など総合的な産業政策、労働条件改善の運動をめざす。昨年、両産別を脱退した一部労組の組織に対して、スケール・メリットとパワーを示す政策組織となりそうだ。
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