政策要求実現のチャンス2025/03/30 16:06

労働フォーラム 20250330-50

政策実現のチャンス

五十嵐仁・法政大学名誉教授の新著「撃破、自民党政治」は少数与党、野党多数の政治変化を踏まえ、示唆に富んだテーマが多い。「要求実現に向けての環境変化」その一つであり、賃上げ、最賃、福祉、税制改革など労働・社会運動にエールを送っている。(鹿田勝一)

初陣善戦 甲子園2025/03/29 17:05

【労働フォーラム】20250328―49

甲子園49回出場を相手に初陣健闘、浦和実業高

★サッカーファンには有名な浦和の大衆酒場。★大型テレビの下に「甲子園 第97回選抜高校野球大会 浦和実業学園高校」の校旗。★店主・マスターに聞くと、「甲子園まで応援に行った常連さんから寄贈された」とのこと。初出場で想定外のベスト4。★同校はグラウンドが狭くてフリーバッテングができず、ネットに向かっての打撃練習。地元の生徒だけのでチームで、「技より根性」の試合。名も知られず、弱いチームの判官ひいきか。「市民のカンパが結構寄せられている」とは★、マスターの弁。準決勝で智辯和歌山に5対0で敗退。49回出場校を相手に初陣健闘である。(鹿田勝一)

連合昨年プラスで相場形成、格差是正も、業種でばらつき2025/03/28 15:15

【労働フォーラム】20250321―48

連合は昨年プラスで相場形成波及、格差是正へ奮闘、業種で昨年比バラツキ

★連合は目標に掲げた「昨年以上の相場形成・波及」を実現している。★第2回集計(3月21日)は平均17486円(5・40%)で昨年比1107円プラス。ベアは12312円(3・79%)で昨年比1050円プラスとなり、15年以降では最も高い。★昨年33年ぶりの高さだった水準も超え、実質賃金も確保している。★パートは初回集計で時給75・39円(4・29円増、6・50%増)で正社員の引き上げ率を上回っている。 ★芳野友子会長は記者会見で「賃上げは昨年を上回り高水準を維持し、新たなステージの定着に向けて前進」と評価した。 ★回答では、業種・組合間でばらついているの特徴である。★昨年プラスは「交通運輸」(3・21%―4・68%)、「サービス・ホテル」(3・72%―5・04%)の2業種である。★マイナスは「製造業」(5・84%―5・65%)、「商業流通」(5・86%-5・04%)、「情報・出版」(5・78%-4・96%)など5業種。平均で5・25%から5・40%で昨年比0・15%の微増となった。 ★格差是正へ大手、中小労組とも健闘している。中小の回答は平均13288円(4・92%)である。ベアは9934円(3・49%)で、大手より2466円低い。しかし上げ幅はベアで中小が昨年比1385円増(大手1029円)、率でも0・34%増(大手0・14%増)と、大手より高く、格差を縮小させている。 ★運動方針でも新たに配分交渉の強化や組織拡大を重視し、ヤマ場へ向け「スト権の確立」を提起したのも特徴である。(鹿田勝一)

全労連は昨年マイナス、ストで追い上げ2025/03/28 15:10

【労働フォーラム】20250314-47

全労連1回回答、昨年マイナス、回答2極化、ストで追い上げ

★全労連など春闘共闘は昨年より2000円高い32000円(約10%)以上の賃上げなどを設定。★集中回答の第1回集計(3月13日)は加重平均で定昇込み7028円(2・70%)、昨年マイナス419円(0.18%プラス)である。25年ぶりの水準となった昨年とほぼ同水準。★非正規の時給は44.2円、5.22%増で昨年比2.8円増(0.78%増)となっている。★規模別の賃上げは30~99人が8049円(2・59%)で、1000人以上の6019円(2・88%)を上回り、中小が健闘している。 ★産別ではJMITUが平均11774円(3・88%)で昨年を約1000円上回っている。一方、医労連の賃上げは5263円(1・90%)で昨年比250円減と厳しく、「医療・介護分野の経営は厳しく、現場の努力だけでは改善できない。政府に対応を求めていく」と強調した。、 ★黒澤幸一事務局長は「賃上げの流れは維持しているが、要求に及ばず、実質賃金を割る水準で回答も2極化」と指摘。ストを構え、上積み回答を求めていくと強調した。(鹿田勝一)

全労連など第1波全国統一スト、JMITU,医労連など、2025/03/26 17:43

【労働フォーラム】20250312―46

全労連などスト含む第1波全国統一行動、JMITU、医労連などがスト

全労連など春闘共闘は3月13日にはストを含む第1波全国統一行動を展開した。ストにはJMITU、医労連、福祉保育労、映演労連、生協労連、郵政ユニオンなどがストを実施した。全医労では全国118支部で時限スト決行し、今春闘で2度の全国一斉ストを行っている。非正規春闘でスシロー徳島などがストを行った。(鹿田勝一)

JAM平均1万円ベアは歴史的、中小支援強化2025/03/26 17:02

【労働フォーラム】20250312―45

JAM平均ベア1万円は歴史的、中小支援に交渉出席も ★JAMはベア15000円以上(5%)を設定。★ヤンマーの15000円など平均10125円(3・4%)で、先行ベアの1万円台は歴史的とされている。

★格差是正ではスト権を確立し、未解決組合には産別、地方支部の役員が交渉支援で出席する方針を決めている。(鹿田勝一)

基幹労連大手ばらつき、中小でプラス要求2025/03/26 16:44

【労働フォーラム】20250312―44

基幹労連も大手回答ばらつき、中小平均17491円(5・5%)要求

★基幹労連はベア1万5千円(5%)を産別統一要求に設定。回答は昨年35000 円で満額以上だった日本製鉄が要求以下の12000円に低下。満額回答はJFE、三菱重工など。三井EaSの1万8千円に分かれた。、

★基幹労連は初めて産別要求に1%(3千円)を上乗せして、平均1万7491円(5・5%)を要求。産別、親組合、地方支部などが中小支援へ経営要請活動を強めている。(鹿田勝一)

電機大手回答5パターンに分散、波及拡大めざす2025/03/26 16:11

【労働フォーラム】20250312―43

電機大手回答5パターンに

電機はベア要求を昨年より40%増の17000円を設定したが、争議回避基準は1万円と日本語で「昨年を上回る」ことに設定した。昨年は11組が13000円の満額だったが、今年は 日立、富士通、NECの3組合に減少。パナ13000円、東芝14000円等5000円の幅の異例の5パターンに分散。産別統一闘争分散の初年度となるかどうかも問われる。大手11組合は昨年以上の獲得である。神保委員長は「絶対額で妥結規準の1万円は高い」と語った。 格差是正では、電機は大手同額か、少し低い歯止め基準が例年、組合の85%波及と高い。「波及の最大化」をめざす方針である。(鹿田勝一)

UAゼンセン満額76組合、昨年プラス、格差是正へ2025/03/25 16:52

【労働フォーラム】20250314―42

UAゼンセンは満額76組合、昨年プラス、格差是正でも前進

★UAゼンセンはベア4%(定昇込み6%)を設定。第2回集計(3月19日)は、★イオングループ(51組合)の労働協約に基づく早期高額の相場形成を先行させ、満額獲得は半数近い76組合(うち満額超18組合)。★平均は1万7149円(5・38%)で昨年比548円プラス。パートは75・7円(6・53%)増で昨年比4・7%増。昨年を上回り、12年の産別結成以来、最高となった。★永島会長は労、「早期に高い水準の満額回答がでたことで、高水準の賃上げと格差是正の加速向けた流れをつくり、前進」と評価した。

★格差是正でも中小はベア1万2460円(4・07%)で大手1万2232円(3・79%)より高い。中小全てが共闘に参加し、産別、地方支部で個別支援を例年以上に強めた。★製造、流通など業種により昨年比で増減の差がでた。(鹿田勝一)

自動車昨年超えベア5・6%、大手ばらつく、格差是正2025/03/25 15:59

【労働フォーラム】20250312―41

自動車回答、ベア5・6%獲得、大手回答は昨年プラス・マイナスで3つにばらける

★自動車は自動車は産別要求ではなく、単組自決う。★平均ベア回答は15785円(5・6%、昨年比1889円増)である。★しかし大手回答はばらつき、マツダなど5組合が昨年プラス、日産など3組合がマイナス、いすゞが昨年同額★。トヨタは平均賃上げを「非公開」として内向き・非社会的な対応だ。スバルも平均賃上げは「非公開」とした。 ★ 格差是正では、自動車は7年ぶりに中小支援でベア12000円(4・3%)を設定。★回答は全体比では中小は低いが、上げ幅では中小が昨年比2102円増(全体平均1889円)、ベアで1911円(同1824円)と高く、健闘している。(鹿田勝一)