シャープ亀山で3000人の外国人雇い止めで告発会見2018/12/03 21:17

全国ユニオンとユニオン三重などは三重県のシャープ亀山工場で日本で初めての大量日系外国人労働者3000人の雇い止め問題で12月3日に会見し、外国人労働者への労基法違反と違法派遣を告発し、入管法改改悪反対と権利擁護を訴えた。派遣会社のヒューマンなどだけではなく、就労先のシャープにも解決を迫るという。

日産ゴーン所得隠し疑惑批判と解雇解決銀座行動2018/12/08 16:10

日産のカルロス・ゴーン前会長の所得隠し疑惑逮捕に関連して、全労連やJMITU、神奈川労連などが抗議と非正規切り解決の行動を展開している。 ゴーン容疑者は09年、グループ全体で2万5000人の人員削減を発表し、期間工・派遣労働者8000人を解雇・雇い止めにしたほか、日産村山工場の閉鎖、関連下請け切り捨てなどを強行した。JMITUに5人が加盟し10年にわたる「非正規切り」争議を闘っている。 全労連の小田川議長は「日本の大企業と大企業本位の政治の劣化とゆがみの現われだ」と厳しく批判した。JMITUも「社会的責任を問う闘い」を呼びかけ、「非正規切り争議をただちに解決し、労働者犠牲の経営を改めよ」と訴える声明を発表。12月6日に東京銀座の日産ギャラリー前で全労連などと争議支援総行動を展開し、約100人が参加。「日産は違法行為を止めろ!」「労働委員会の救済命令を守れ!」などシュプレヒコールをあげた。神奈川労連も日産本社前で争議の全面解決を求めて大企業攻めの抗議行動を展開。無言の連合系組合との違いを見せている。

ブラック企業大賞2018に三菱電機の労災・過労自死2018/12/24 16:02

第7回ブラック企業大賞2018の授賞式が12月23日に行われ、大賞には14年から3年間で5人が労災認定され、うち2人が過労自死した三菱電機が選ばれた。特別賞には日立と日立プラントの長時間労災、外国人実習生の違法使用と99人解雇が授賞した。大手組合の機能が問われている。大手食品会社、居酒屋の長時間労働のほか、財務省事務次官のセクルハラ発言もブラック賞授賞となった。11人の労働運動家や学識者が実行委員会。

残業代ゼロ政省令決まる、労働側批判も明記2018/12/29 17:20

残業代ゼロ法の省令・指針が12・26の審議会で決定した。倒しよう対象業務は研究・開発など5業務で、年収は1075万円など政府案の通りの内容。報告文では、年収について労働側の反対意見(パート除外)が明記された。使用者も安全配慮義務があることも盛り込まれている。